国会議員「月100万円経費」、各党が公約に掲げる改革の本気度は?…「領収書なし」おかしい

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 参院選では、国会議員が歳費とは別に受け取る月額100万円の「文書通信交通滞在費」(4月22日から調査研究広報滞在費に改称)について、複数の政党が公約で、使い道を公開するなどの「改革」をうたっている。物価高対策や安全保障に比べ地味なテーマだが、街頭では、文通費改革の「本気度」を注視する有権者もいる。(山下真範)

「議員特権」

 「100万円、非課税、領収書もいらず、使途を示す必要もない。こんなおかしなことはない」

 1日午後、JR東京駅近く。東京選挙区に立候補した野党の新人は文通費を「議員特権」と指摘し、見直しを訴えていた。

 厳しい暑さの中、スーツ姿の人たちの多くが通り過ぎていく。ひとり足を止めて演説を聞いていたのは、東京都文京区のコンサルティング会社社長の男性(46)。感想を聞くと、「領収書のいらない『経費』なんて、民間の感覚では考えられない」とあきれた様子で答えた。

 「業務との関連性を示す領収書を添付しているのに、税務署から細かく指摘されるケースもある」と自身の経験を話す男性。文通費について「必要なのであれば、使途を明確にし、領収書も公開して堂々ともらえばいい。改革は一刻も早く行うべきだ」と語った。

1日で100万円

 文通費の発火点となったのは、昨年10月31日の衆院選。初当選した議員は「在職1日」だったが、100万円が満額支給された。

 「何かの間違いじゃないか」。初当選組のひとりで、自民党に所属する衆院議員は100万円を受け取った時の戸惑いをそう明かした。その後、国会内外で「日割りにすべきだ」という批判が上がり、与野党6党の協議に発展。この議員は、保管していた同月分の文通費を党にゆだねた。

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3141890 0 参院選 2022/07/05 15:00:00 2022/07/05 18:18:12 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/07/20220705-OYT1I50082-T.jpg?type=thumbnail

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