「ゼロ票確認ガチ勢」現る…投票所「一番乗り」SNSで話題、撮影巡るトラブル懸念

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 選挙の際に競って投票所に一番乗りし、投票箱が空であることの確認作業に立ち会おうと「奮闘」する人たちがいる。その名も「ゼロ票確認ガチ勢」。「ガチ勢」とは、ある物事に全力で取り組む人のことを指すネット上の俗語だ。SNSで話題となり、今回の参院選でも複数の期日前投票所で「ガチ勢」の姿があった。選挙管理委員会側は「選挙に関心を持ってもらえるのはありがたい」と好意的に捉える一方、投票所の撮影を巡ってトラブルに発展することを懸念する声もある。

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 公職選挙法は「投票管理者は、選挙人が投票をする前に、投票所内にいる選挙人の面前で投票箱を開き、その中に何も入っていないことを示さなければならない」と定めている。投票所に最初に来た有権者が投票管理者とともに投票箱の中を調べ、中が空であることを確認する「ゼロ票確認」は各投票所で行われており、チャンスは期日前投票初日(投票所ごと)と投票日当日だけだ。

期日前投票所の「ゼロ票確認」で、投票箱の中身を確認する有権者(右)(2日、愛知県稲沢市のアピタタウン稲沢で)=沢村宜樹撮影
期日前投票所の「ゼロ票確認」で、投票箱の中身を確認する有権者(右)(2日、愛知県稲沢市のアピタタウン稲沢で)=沢村宜樹撮影

 名古屋市の中区選挙管理委員会によると、参院選公示翌日の6月23日、同区役所内に設置された期日前投票所には「ゼロ票確認」を狙う複数の有権者が並び、午前8時半の投票開始時刻に合わせ、職員とともに投票箱内に何もないことを確認した。

 大橋寛明・統計選挙係長は「SNSで話題になっていることが影響したのでは」とみる。投票箱内の確認は法令で定められた作業であることから、「確認は公正な選挙のために必要なことで、それに関わりたいという気持ちを持ってもらえるのはありがたい」と話している。

 一方、愛知県一宮市選管によると、市役所内に設けられた期日前投票所に初日に2人が現れ、「空箱の写真だけ撮らせてほしい」と頼んできたという。選管職員が、「一宮市では投票所の写真撮影はお断りしている」と説明すると、2人は投票せずに会場を去ったといい、「10日の投票日に、撮影の可否を巡ってトラブルになる所がないといいが」と心配する。

 10日の投票日には、同市内で計77か所の投票所が設置される予定だ。担当者は、「ゼロ票確認を含め投票所に混乱をきたすことがないよう、職員に改めて対応方法の徹底と注意を促す」としている。

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