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静岡維新と行き違い…民主除籍県議、維新で出馬

日本維新の会の公認が決まり、報道向け撮影会に参加する源馬謙太郎氏(17日、大阪市内で)

 日本維新の会が17日、第一次公認候補者を発表し、源馬謙太郎・静岡県議(39)=浜松市東区、2期=が静岡8区から出馬することが決まった。

 源馬氏は16日に民主党を除籍処分となっている。維新は全都道府県の1区に独自候補を擁立する方針だが、静岡1区の候補者は示されなかった。

 源馬氏は17日、報道陣の取材に応じ、「国と地方の形を変えるため、乾坤一擲、やっていきたい」と決意を述べた。

 源馬氏は民主党を離れ、維新の公認候補となったことについて「一度政権交代しなくてはという思いで民主党に所属したが、目標は達成した」と説明。「国と地方の形を変えるという、自分の志を考えた時に、選択肢として日本維新の会を選んだ。地方のことは地方で決めるという点に一番共鳴した」と述べた。

 今後の選挙戦については、「(前職の)2人は実績があり大変だが、とにかくやるしかない。今後数多くの仲間も出てくると思う」と話した。共同歩調が取れていない「静岡維新の会」との関係については、「お互いのことがよくわかっていない状態なので、今後話をしたい」と述べた。

 源馬氏は民主党に所属していたが、橋下徹大阪市長が塾長を務める「維新政治塾」に参加していることが今年8月に判明。源馬氏は16日、「解散で一つの区切りがついた」として民主党県連に離党届を提出し、県連は同日、源馬氏を除籍処分とすることを決めている。

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 源馬氏の出馬が決まった8区からは、民主党前衆院議員の斉藤進氏(42)、自民党前衆院議員の塩谷立氏(62)、共産党元衆院議員の平賀高成氏(58)の3氏が立候補を予定している。県議としての地盤を持つ源馬氏が維新から出馬することで、同区は事実上、民主、自民、維新の三つどもえになり、激しい選挙戦に突入する見通しとなった。

 民主党の斉藤氏は「厳しい戦いが、さらに厳しくなるが、頑張るしかない」と冷静に話す。源馬氏が同党を飛び出し、維新から出馬することについては「民主党と維新が目指す社会は全然違うので、違和感を感じる。(維新は)弱肉強食の社会を目指すのに、なんで維新なのか……」と疑問を口にした。

 自民党の塩谷氏は「影響は大きいが、誰が出ようとしっかりこちらが頑張るしかない」と話した。

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 源馬氏の8区公認を受け、静岡維新の会の柏木健代表は17日、「今まで行き違いもあったが、決まった以上は源馬さんのサポートをしていきたい」と語り、歩み寄りの姿勢を見せた。

 具体的な支援方法は決まっていないが、「源馬さんはこれまでも選挙をやっているので、何を望むかを話し合いながらやっていきたい」とした。また、日本維新の会の招集を受け、週明けにも大阪府で県内の維新塾生と協議することについては「しっかりと話し合いをして、協力関係を作っていけるように調整したい」と話した。

2012年11月19日08時11分  読売新聞)

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