選挙の争点や各党の動きをお伝えします。
    党首に聞く

    <立憲民主党>草の根からの民主主義を…枝野幸男氏

    立憲民主党代表 枝野幸男氏(53)

    • 枝野幸男氏
      枝野幸男氏

     ――衆院選の争点は。
     多くの国民が「アベノミクス」の実感を得られず、格差が拡大して社会の分断が広がっている。暮らしを立て直し、社会の分断を食い止めるために何ができるかが問われる選挙だ。

     強いリーダーが結論を押しつける「上からの民主主義」は社会の活力を弱めている。国民の声に幅広く寄り添い、プロセスで物事を決めていく「草の根からの民主主義」にしていくことが大事だ。

     ――民進党が合流した希望の党には参加せず、新党を結成した。
     国民一人ひとりが当事者として国を動かしているという参加意識を持てる社会にしていかないといけない。この私の主張に対しては、潜在的ニーズがあると自信を持っていた。だからこそ、受け皿になる政党が存在しないのは国民に対して無責任だという思いで党の発足を決めた。

     スタートとしては思いの外、多くの方に反応していただき、勇気づけられる状況だ。私は公募出身の衆院議員で、ある意味で永田町のアウトサイダーだ。そこは好感を持って迎えられているのではないか。

     ――憲法改正への立場は。
     違憲部分を含む安全保障法制を前提に、憲法に自衛隊を書き込めば、違憲部分を追認することになるので賛成する余地はない。ただ、我々は護憲とは違う。変えるべきところがあり、国民的合意が得られるなら積極的に対応するが、今すぐ変えなければならない点は具体的にはなっていない。改正項目となる可能性があるとすれば、内閣による衆院解散権の制約だ。

     ――衆院選後の首相指名選挙への対応は。
     自分自身と仲間が当選すれば「枝野幸男」と書いてもらえるだろう。安倍政権延命に手を貸すことはありえない。自民党や公明党の候補の名前は決選投票も含めて書かない。
     (この記事は2017年10月12日付読売新聞朝刊に掲載されました。)

    2017年10月14日 11時35分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

    候補者(50音順)

    党派別立候補者数

        小選
    挙区
    比例 重複 公示前
    勢力
    うち
    女性
    自民 332 25 277 313 258 284
    希望 235 47 198 234 197 57
    公明 53 5 9 44 0 34
    共産 243 58 206 65 28 21
    立憲民 78 19 63 77 62 15
    維新 52 4 47 52 47 14
    社民 21 4 19 21 19 2
    こころ 2 1 0 2 0 0
    諸派 91 31 44 47 0 0
    無所属 73 15 73 - - 45
    合計 1180 209 936 855 611 472

    欠員3

    希望=希望の党、立憲民=立憲民主党、維新=日本維新の会、こころ=日本のこころ