選挙の争点や各党の動きをお伝えします。
    党首に聞く

    <共産党>野党共闘 躍進の可能性も…志位和夫氏

    共産党委員長 志位和夫氏(63)

    • 志位和夫氏
      志位和夫氏

     ――衆院選の争点は。
     最大の争点は、安倍内閣の暴走政治を続けてよいのかにある。安全保障法制、特定秘密保護法、共謀罪(テロ等準備罪の新設を柱とする改正組織犯罪処罰法)はどれも違憲で、廃止する必要がある。森友・加計かけ疑惑をあいまいにしないで、国会で徹底追及していく。消費税増税、憲法9条改定、原発再稼働も許さない。

     ――安倍首相は北朝鮮問題などに取り組む「国難突破解散」と銘打った。
     首相が日本にとって最大の国難で、退場させることが国益になる。憲法を壊し、民意を踏みつけ、国政の私物化を進めている。北朝鮮の経済制裁強化は必要だが、対話による平和的解決と一体で進める。軍事衝突が起こった場合、日本が戦争の当事者になりかねない。憲法9条を持つ日本こそ、平和的解決のイニシアチブを発揮すべきだ。

     ――民進党は希望の党に合流した。
     民進とは国政選での協力について党首間で合意しており、重大な背信行為だ。希望の公認を得た民進出身者に対立候補を擁立するのは当然だ。希望は自民の補完勢力以外の何物でもない。今回の選挙は自民・公明、希望、日本維新の会と、共産、立憲民主、社民の2極対決だ。その構図を広げられたら、野党共闘勢力は躍進する可能性がある。

     ――立憲民主党との選挙区調整はどうする。
     大局的判断をすることが国民の声にこたえる道だ。我々の判断で立候補予定者を自主的に取り下げ、一本化した選挙区もある。

     ――衆院選の目標は。
     比例選で850万票を大目標としている。全国11の比例ブロック全てで議席を増やす。小選挙区では、特に16の必勝区で議席確保に挑戦したい。
     (この記事は2017年10月8日付読売新聞朝刊に掲載されました。)

    2017年10月14日 11時45分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

    候補者(50音順)

    党派別立候補者数

        小選
    挙区
    比例 重複 公示前
    勢力
    うち
    女性
    自民 332 25 277 313 258 284
    希望 235 47 198 234 197 57
    公明 53 5 9 44 0 34
    共産 243 58 206 65 28 21
    立憲民 78 19 63 77 62 15
    維新 52 4 47 52 47 14
    社民 21 4 19 21 19 2
    こころ 2 1 0 2 0 0
    諸派 91 31 44 47 0 0
    無所属 73 15 73 - - 45
    合計 1180 209 936 855 611 472

    欠員3

    希望=希望の党、立憲民=立憲民主党、維新=日本維新の会、こころ=日本のこころ