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    党首走る

    日米連携「国難」に挑む…自民党・安倍総裁(63)

    • 支持者らとハイタッチを交わし、次の応援演説会場に向かう自民党の安倍総裁(11日午前、静岡県焼津市で)
      支持者らとハイタッチを交わし、次の応援演説会場に向かう自民党の安倍総裁(11日午前、静岡県焼津市で)

     緊迫化する北朝鮮情勢を「国難」と呼び、国民の信を得て乗り切るために衆院解散を表明した。選挙中は菅官房長官や小野寺防衛相に「留守番」を頼み、全国各地を駆けめぐる。

     演説で決まって触れるのがトランプ米大統領との親密な関係だ。11日の静岡県焼津市での街頭演説では、「何回も電話会談や首脳会談を行って情勢をしっかり分析し、連携しながら対応している」とアピール。安全保障関連法を制定するなど、日米同盟を深化させたからこそ、「国難」に対応できていると自負している。

     最近の国政選挙で大勝を重ねていた自民党だが、今回は自らも「厳しい選挙になる」と認める。森友・加計学園問題では、感情むき出しで反論したことに、野党から批判を浴びた。国民にはおごりと映り、内閣支持率の下落傾向は続く。こうした反省から、野党と対決する党首討論などでも「怒っちゃダメだ」と自分に言い聞かせ、丁寧な説明を心がけている。

     解散表明後の本格的な地方遊説は、引退した谷垣禎一前幹事長の選挙区・京都府舞鶴市から始めた。谷垣氏は自らを支え、野党時代に自民党を率いた功労者だ。「愚直に、誠実に政策を訴えたい」と声をからす姿には、政権を奪還した原点に返る決意が強くにじむ。(政治部 池田慶太)
     (この記事は、2017年10月11日読売新聞夕刊に掲載されました)

    2017年10月18日 17時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

    候補者(50音順)

    党派別立候補者数

        小選
    挙区
    比例 重複 公示前
    勢力
    うち
    女性
    自民 332 25 277 313 258 284
    希望 235 47 198 234 197 57
    公明 53 5 9 44 0 34
    共産 243 58 206 65 28 21
    立憲民 78 19 63 77 62 15
    維新 52 4 47 52 47 14
    社民 21 4 19 21 19 2
    こころ 2 1 0 2 0 0
    諸派 91 31 44 47 0 0
    無所属 73 15 73 - - 45
    合計 1180 209 936 855 611 472

    欠員3

    希望=希望の党、立憲民=立憲民主党、維新=日本維新の会、こころ=日本のこころ