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    党首走る

    二足のわらじで大一番…希望の党・小池代表(65)

    • 候補者の応援演説に駆けつけた希望の党の小池代表(12日午前、東京都台東区で)
      候補者の応援演説に駆けつけた希望の党の小池代表(12日午前、東京都台東区で)

     その知名度から遊説先では通行人が集まり、携帯電話のカメラ音が鳴り響く。

     「安倍1強支配を許さない。暴走政治を止めよう」

     12日午前のJR上野駅前での街頭演説で、声を張り上げた。午後には公務を控えている。都知事との二足のわらじは多忙を極めるため、前線基地は移動中の車内だ。「ガラケー」で各所に指示を出し、フェイスブックはタブレット端末で頻繁に更新する。

     大一番には験を担ぐ。昨年7月の都知事選と今年7月の都議選で着た緑色系が勝負服だ。都議選と同様に、衆院解散後から断酒もしている。

     安倍首相の衆院解散表明に合わせ、自ら「リセット」と宣言。新党代表に就任して再編の主導権を握った。だが、民進党からの合流を巡るゴタゴタで、野党が大きく分裂したまま、選挙戦に突入した。「厳しい選挙なんです」「小さな政党の戦い」――。焦りからか、演説での「小池節」に弱気もにじむ。

     希望の党が目指すのは「右でも左でもないど真ん中」の政党だ。中道政治を掲げて仏大統領選(4~5月)で勝利し、国民議会の構図を一変させたマクロン氏を、自身と重ね合わせる。知事業務で、選挙戦が終わる21日に日本を離れ、22日の投開票日は、マクロン氏のいるパリで迎える。報道各社の序盤情勢調査では劣勢が伝えられるが、巻き返して、勝利の美酒に酔うことができるのか。(政治部 酒井圭吾)
     (この記事は、2017年10月12日読売新聞夕刊に掲載されました)

    2017年10月18日 16時55分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

    候補者(50音順)

    党派別立候補者数

        小選
    挙区
    比例 重複 公示前
    勢力
    うち
    女性
    自民 332 25 277 313 258 284
    希望 235 47 198 234 197 57
    公明 53 5 9 44 0 34
    共産 243 58 206 65 28 21
    立憲民 78 19 63 77 62 15
    維新 52 4 47 52 47 14
    社民 21 4 19 21 19 2
    こころ 2 1 0 2 0 0
    諸派 91 31 44 47 0 0
    無所属 73 15 73 - - 45
    合計 1180 209 936 855 611 472

    欠員3

    希望=希望の党、立憲民=立憲民主党、維新=日本維新の会、こころ=日本のこころ