野党分裂悔しがる小沢一郎氏、初の無所属選挙

    • 地元の選挙事務所を訪れた小沢一郎氏(13日午後、岩手県奥州市で)=関口寛人撮影
      地元の選挙事務所を訪れた小沢一郎氏(13日午後、岩手県奥州市で)=関口寛人撮影

     「予想外で想定外の出来事だったね。(野党が)一つになりゃ圧勝なのに。安倍政権に不満を持っている人はどこに(票を)入れていいか分からない」

     無所属で17選を目指す小沢一郎氏は13日、共産党の岩手県委員会(盛岡市)を訪れ、民進党の前原代表が「想定内」とした野党分裂を菅原則勝県委員長と共に悔しがった。

     民進党の希望の党への合流劇で、民進、共産、自由、社民による野党共闘は破綻した。自由党共同代表の小沢氏は希望ではなく無所属で出馬し、県単位で共産、社民などの支援を受けて自ら「共闘」を再構築する。

     初めての無所属での出馬に、危機感も強い。公示後初の地元入りとなった13日は、共産のほかに連合岩手や社民党県連などを訪れ、「どうぞよろしく」と頭を下げて回った。 その後、岩手3区入り。本拠地・奥州市の選挙事務所では、約100人の支持者らを前に、マイクを使わず、「明日以降、また仲間の応援に入るので、それまで皆さんの力で支えてほしい」と声を張り上げた。

     一方、かん直人元首相は、立憲民主党から13選を目指す。13日は京王線武蔵野台駅前に立ち、菅政権で官房長官として支えてもらった枝野代表の名前を繰り返し、「保守対リベラルの2大政党制を再構築する」と訴えた。

     対する与党側は、再び政権交代を訴える元民主党重鎮らに冷ややかだ。

     「立憲民主の中枢に菅政権の人が並んでいる。菅政権の時に日本の危機管理は最悪で、経済も低迷していた」

     自民党のすが官房長官は13日、枝野氏の地元のさいたま市でマイクを握り、こう皮肉った。

    2017年10月14日 10時10分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

    候補者(50音順)

    党派別立候補者数

        小選
    挙区
    比例 重複 公示前
    勢力
    うち
    女性
    自民 332 25 277 313 258 284
    希望 235 47 198 234 197 57
    公明 53 5 9 44 0 34
    共産 243 58 206 65 28 21
    立憲民 78 19 63 77 62 15
    維新 52 4 47 52 47 14
    社民 21 4 19 21 19 2
    こころ 2 1 0 2 0 0
    諸派 91 31 44 47 0 0
    無所属 73 15 73 - - 45
    合計 1180 209 936 855 611 472

    欠員3

    希望=希望の党、立憲民=立憲民主党、維新=日本維新の会、こころ=日本のこころ