期日前ご注意、駅直結の東武と西武で選挙区は別

    • 東武百貨店の中に設けられた「東京10区」の期日前投票所(16日)
      東武百貨店の中に設けられた「東京10区」の期日前投票所(16日)

     今回の衆院選では、東京都内25小選挙区のうち21選挙区で区割りが変わった。

     これまで全域が東京10区に含まれていた豊島区では、一部が東京12区に移る。池袋駅に直結する二つの百貨店に設けられた期日前投票所では、一方は10区、他方が12区と、投票できる選挙区が異なっており、区選管が「混乱しないように」と呼びかけている。

     「10区も投票できると思って、来てしまった」

     16日、買い物ついでに西武池袋本店にある12区の期日前投票所を訪れたという豊島区西池袋の自営業男性(46)はつぶやいた。そして、足早に、10区の投票所がある東武百貨店池袋本店へと向かった。

     豊島区では、2016年夏の参院選から、東武と西武の両百貨店で、期日前投票が行われている。駅に直結する両百貨店は利便性が高く、投票率アップが見込めるからだ。

     実際、今年7月の都議選では、区内5か所の期日前投票所の投票者(2万7560人)のうち、両百貨店での投票者が約53%を占めた。期日前投票者数自体も、前回選と比べ約1・8倍に増え、効果が上がっている。

     ただ、今回の衆院選では、「1票の格差」を是正するために全国的に区割りの見直しが行われ、豊島区では、駒込や巣鴨などの区北東地域が12区に変わった。区内の有権者約23万2000人のうち、約7万3000人が12区に移った。

     期日前投票所も、今回は東武が10区、西武は12区と分かれた。このため、有権者には戸惑いも見られる。

     こうしたことから、両百貨店では、店内のつり看板や立て看板で、投票できる選挙区を案内するほか、期日前投票所の前では区職員が「案内役」となり、間違って投票することがないように声をかけている。

     また、区選管では、有権者に発送する投票所入場整理券と封筒の印字を10区は群青色、12区が濃い茶色に色分けして、どちらの選挙区なのか判別しやすくした。

     区選管の担当者は、「電話での問い合わせにも丁寧に説明するなどして、混乱が起きないようにしていきたい」と話していた。

    2017年10月18日 10時42分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

    候補者(50音順)

    党派別立候補者数

        小選
    挙区
    比例 重複 公示前
    勢力
    うち
    女性
    自民 332 25 277 313 258 284
    希望 235 47 198 234 197 57
    公明 53 5 9 44 0 34
    共産 243 58 206 65 28 21
    立憲民 78 19 63 77 62 15
    維新 52 4 47 52 47 14
    社民 21 4 19 21 19 2
    こころ 2 1 0 2 0 0
    諸派 91 31 44 47 0 0
    無所属 73 15 73 - - 45
    合計 1180 209 936 855 611 472

    欠員3

    希望=希望の党、立憲民=立憲民主党、維新=日本維新の会、こころ=日本のこころ