党首ら、雨の街頭で最後の訴え…選挙戦最終日

     衆院選の選挙戦最終日の21日、各党党首らは午前から雨の街頭に立ち、有権者に最後の訴えを行った。

     安倍首相(自民党総裁)は今回も東京・JR秋葉原駅前で遊説を締めくくり、希望の党の小池代表(東京都知事)は東京・JR池袋駅前で最終演説に臨む。

     安倍首相は岐阜県可児かに市の街頭で、「本当に厳しい選挙だ。みんなの力を合わせなければ勝ち抜くことはできない。国民の命を守り、幸せな暮らしを守り抜くことができるのは、自民党、公明党の連立与党だ」と強調した。報道各社の終盤情勢調査で、自民党は単独で過半数(233)を大きく上回る勢いを維持しているが、引き締めに懸命だ。

     首相は六つの重点区がある愛知県を中心に東海地方を回り、最後の演説場所は今回も秋葉原だ。過去4回の国政選挙で勝利を収めた地だが、7月の都議選時の応援では「辞めろ」コールを浴びせられた。

     希望の小池代表は埼玉県越谷市で演説し、「安倍政権が続けば緊張感のない政治が続く」と支持を訴えた。最後のアピールの場に選んだ池袋は、衆院議員時代に自身が地盤とした東京10区にあり、圧勝した昨年の都知事選、今年の都議選でも最後の訴えを行った。小池氏は最終演説後、知事公務のためパリに向けて日本を出発する予定だ。

     公明党の山口代表は埼玉県川越市で演説し、「政権に公明党がいることが大事だ」と声をからした。午後は公認候補を立てた神奈川6区内に入り、最後のてこ入れをする。共産党の志位委員長は首都圏を中心に精力的に回り、比例票の掘り起こしを行った。

     立憲民主党の枝野代表は神奈川県鎌倉市の街頭で、「これまでの政治を食い止めるために、自民党の議席を一つでも減らしていかなければいけない」と訴えた。最後は自らの選挙区である埼玉5区のJR大宮駅前に立つ。日本維新の会の松井代表は地盤の大阪に張り付き、票固めを図った。

    2017年10月21日 14時02分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

    候補者(50音順)

    党派別立候補者数

        小選
    挙区
    比例 重複 公示前
    勢力
    うち
    女性
    自民 332 25 277 313 258 284
    希望 235 47 198 234 197 57
    公明 53 5 9 44 0 34
    共産 243 58 206 65 28 21
    立憲民 78 19 63 77 62 15
    維新 52 4 47 52 47 14
    社民 21 4 19 21 19 2
    こころ 2 1 0 2 0 0
    諸派 91 31 44 47 0 0
    無所属 73 15 73 - - 45
    合計 1180 209 936 855 611 472

    欠員3

    希望=希望の党、立憲民=立憲民主党、維新=日本維新の会、こころ=日本のこころ