台風の前、最後の訴え…衆院選22日投開票

    • 雨の中、最後の訴えに耳を傾ける有権者ら(21日午後7時48分、東京都内で)=冨田大介撮影
      雨の中、最後の訴えに耳を傾ける有権者ら(21日午後7時48分、東京都内で)=冨田大介撮影

     第48回衆院選は22日、投開票が行われる。

     与党の自民、公明両党が安定した多数の議席を獲得して安倍内閣が継続するか、希望の党や立憲民主党などの野党が勢力を伸ばすのかが焦点だ。23日未明にも大勢が判明する。今回は、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられて初めての全国規模の衆院選となる。総定数は、前回の2014年から10減の465となった。

     衆院選に立候補したのは1180人。小選挙区選(定数289)は936人、比例選(同176)は855人で、うち611人は比例選と小選挙区選に重複立候補した。

     選挙戦最終日の21日夜、台風が迫るなか、各党党首は核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応や経済政策、憲法改正などを巡り、最後の訴えを展開した。

     安倍首相(自民党総裁)は東京・秋葉原で「北朝鮮の危機があるなかで、これからも国民の命と幸せな国を守る。この選挙で国民の信を得て、しっかりと取り組む」と訴えた。

     希望の党の小池代表(東京都知事)は東京のJR池袋駅西口で、「新しい日本の設計図を描かせてほしい。見かけ倒しではなく、真の改革を進めなければ日本は取り残される」と強調した。

     公明党の山口代表は横浜市内で、「少子高齢化は大きな課題だ。公明党と自民党の連立政権でなければ乗り越えることはできない」と声を張り上げた。

     共産党の志位委員長は池袋駅東口で、「憲法9条改定を許してよいのか。首相が自衛隊を(憲法に)書くと言っている。断固『ノー』の審判を下そう」と訴えた。

     立憲民主党の枝野代表はさいたま市内で、「(安倍内閣は)数と権力を持っているから反対意見を排除、排斥するという政治姿勢ではないか」と批判した。

     日本維新の会の松井代表(大阪府知事)は大阪市内で、「改革で経費を捻出することは大阪でやってきた。全国に広げれば教育無償化は実現できる」と主張した。

     社民党の吉田党首は、大分県臼杵市内で護憲などを訴えた。日本のこころの中野代表は、仙台市内で自主憲法制定などを強調した。

    2017年10月21日 22時18分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

    候補者(50音順)

    党派別立候補者数

        小選
    挙区
    比例 重複 公示前
    勢力
    うち
    女性
    自民 332 25 277 313 258 284
    希望 235 47 198 234 197 57
    公明 53 5 9 44 0 34
    共産 243 58 206 65 28 21
    立憲民 78 19 63 77 62 15
    維新 52 4 47 52 47 14
    社民 21 4 19 21 19 2
    こころ 2 1 0 2 0 0
    諸派 91 31 44 47 0 0
    無所属 73 15 73 - - 45
    合計 1180 209 936 855 611 472

    欠員3

    希望=希望の党、立憲民=立憲民主党、維新=日本維新の会、こころ=日本のこころ