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[決戦の記憶]熱狂の「劇場型」民主埋没…2005年・小泉内閣「郵政解散」

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街頭演説する小泉純一郎首相(2005年8月30日、横浜市戸塚区で)
街頭演説する小泉純一郎首相(2005年8月30日、横浜市戸塚区で)

 2005年8月8日、参院本会議。「改革の本丸」と位置づけた郵政民営化関連法案が自民党議員の大量造反で否決されると、小泉純一郎首相は直ちに衆院解散に踏み切り、ガリレオ・ガリレイの地動説まで持ち出して「それでも郵政民営化は正しい」と断言した。

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 郵政反対派の代表格、亀井静香・元政調会長は「解散などできるはずがない」と豪語していたが、小泉氏の決断に「常識ではあり得ないことをやっちゃった」と驚いた。参院での法案否決を理由とする衆院解散は前代未聞だった。

 国会では民主党が地力をつけ、自民党が分裂すれば政権を失う恐れも指摘されていた。それでも小泉氏は「郵政審判」を断行した。郵政造反組の37人を「抵抗勢力」と呼び、選挙区に刺客候補を放って善悪二元の図式を作り上げた。

記者会見で、衆院選に広島6区から無所属で出馬することを表明するライブドアの堀江貴文社長(右)(2005年8月19日、自民党本部で)
記者会見で、衆院選に広島6区から無所属で出馬することを表明するライブドアの堀江貴文社長(右)(2005年8月19日、自民党本部で)

 亀井氏の広島6区に送り込まれた刺客候補は、知名度の高いライブドア社長の堀江貴文氏だった。

 「古里に帰ってまいりました。のるかそるかの立場に立たされました」

 離党に追い込まれた亀井氏は四半世紀ぶりに地元に張り付き、ミニ集会など「どぶ板選挙」を展開して議席を守り抜いた。

 ただ、有権者は「小泉劇場」に熱狂し、自民党は296議席を獲得して圧勝した。劇場型選挙に埋没した民主党は公示前から64議席減らし、惨敗を喫した。

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