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[衆院選2021・届け]<障害者>介助者 まだ足りず

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外出を諦め

 17日午後、茨城県つくば市の喫茶店。「ホットティーお願いします」。電動車いすで来店した川端舞さん(29)に代わって、同行していた介助者の女性がこう注文した。言語障害で言葉が伝わりにくい川端さんに、店員が何度か聞き返した後のこと。商品を受け取って2人で席についた川端さんは「よくあることです。介助者がいないと、お茶さえスムーズにできない時がある」と苦笑する。

介助を受けながら、車いすで自宅の最寄り駅へ向かう川端さん。「介助者がいれば自由に行動できる」と語る(17日、茨城県つくば市で)=富永健太郎撮影
介助を受けながら、車いすで自宅の最寄り駅へ向かう川端さん。「介助者がいれば自由に行動できる」と語る(17日、茨城県つくば市で)=富永健太郎撮影

 川端さんは先天性の脳性まひで手足や発話に障害がある。大学に進学した約10年前から、障害福祉サービスの「重度訪問介護」を利用し、食事や入浴などの介助を受けて一人暮らしをしている。

 学生時代に同じ障害者の支援に取り組んだ縁から、地域ニュースを発信するNPO法人「NEWSつくば」で週に1回程度、記事やコラムをパソコンで書く。取材では自分で質問するが、伝わらない時は介助者が「通訳」し、メモもとる。日々の仕事や外出に介助者は欠かせない。

 ただ、介助者は少ないのが現状だ。特に週末は確保できないことが多く、外出を諦めたり、サービスを利用する他の障害者に遠慮して買い物を控えたりした経験は数え切れない。

 サービス自体にも制限がある。仕事や通勤などで介助を受けた場合、個人の利益につながるとして公的補助の対象とならず、自己負担が必要となる。川端さんは取材や執筆などの際、1時間1200円を自費で支払う。自己負担が原稿料の6000円を超えたことがあり、節約のために1人で執筆し、12時間かかったこともある。

 「介助があれば、自立して生活できる障害者はたくさんいる。人手不足の解消と、より使いやすいサービスへの改善を進めてほしい」。川端さんは訴える。

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2462814 0 衆院選 2021/10/22 15:00:00 2021/10/23 12:03:52 車いすで歩道を通る川端舞さん(右)(17日午前11時25分、茨城県つくば市で)=富永健太郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211022-OYT1I50065-T.jpg?type=thumbnail

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