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国政選には様々な投票手段が設けられている。洋上や、遠く離れた南極からも可能だが、宇宙からの投票はまだ実現できていない。米国では、インターネットを通じて宇宙空間から票を投じることができ、日本でもネット投票の実証実験が進んでいる。(駒崎雄大)
制度なし

「現行の制度では、宇宙飛行士が宇宙から投票することはできないと承知している」。宇宙航空研究開発機構(
現在、日本人では星出彰彦飛行士(52)が、高度約400キロ・メートルの地球上空を周回する宇宙基地「国際宇宙ステーション」(ISS)に4月から滞在中だ。先月、ISSで日本人最多に並ぶ4回目の船外活動を行った。活動の合計時間は28時間を超え、日本人最長を更新。国際プロジェクトのリーダーとしてクルーを束ね、ISSを運営する重責を担った。
地球への帰還は11月上旬の予定。衆院選投票日の今月31日は宇宙で迎えることになる。一時帰還でもしない限り、投票は不可能だ。
南極は投票可
公職選挙法は、投票日に有権者が投票所で自ら投票することを原則としているが、国内では、投票日に仕事や他の用事で忙しい人向けに期日前投票制度が設けられている。公示翌日から投票日の前日まで利用可能だ。
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