ニュース 速報 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
現在位置は
です

本文です

参院・鴻池氏一転「郵政」賛成へ、与党過半数条件に

 郵政民営化関連法案の参院本会議採決で反対した鴻池祥肇・元防災相(自民党)は9日午前、衆院選で与党が過半数を維持した場合は、選挙後の特別国会に再提出される郵政法案に賛成する意向を固めた。

 同日午前、自民党の青木参院議員会長と国会内で会談し、こうした考えを伝えた。郵政法案への強硬な反対派だった鴻池氏が法案賛成に転じる姿勢を示したことにより、他の参院の反対票組からも鴻池氏に同調する動きが出てくることが予想される。

 会談は、青木氏側が求めて行われた。鴻池氏は、「前回は自分の信じるところに従い、反対したが、今回は民意に従うのが政治家の筋ではないかと思う」と述べ、法案が再提出された場合は賛成する意向を事実上表明した。青木氏は、「そうした判断は歓迎する」と応じたという。

 8月8日に行われた参院本会議での郵政法案採決では、自民党から鴻池氏や中曽根弘文・元文相ら22人が反対票を投じ、8人が欠席・棄権した。そのため、賛成108票、反対125票で否決された。

 鴻池氏は参院採決の際に反対票を投じた1人。衆院解散後も、中曽根氏らとともに反対票組や欠席・棄権組を集めて勉強会を選挙後に発足させる意向を明らかにし、20人程度が参加すると見込まれていた。

 会談では勉強会についても、青木氏が「やめてほしい」と発足を見合わせるよう要請。鴻池氏は、「個人的には、今慌ててやる必要はないと思っている。中曽根さんらの意見を聞いて判断する」と述べた。

 自民党執行部には、郵政法案が成立する環境が整いつつあるとの見方が広がっている。

 公明党の神崎代表は9日午前、横浜市内で記者団に対し、「鴻池氏が民意を尊重すると言ったのは、当然のことだ。参院での法案成立の流れが加速すると見ている」と語った。

2005年9月9日13時44分  読売新聞)
現在位置は
です