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    インタビュー

    60周年、感謝いっぱい…大津美子「夜空に光るあの星よ」

     1956年発表の「ここに幸あり」などのヒット曲で知られ、NHK紅白歌合戦へも計7回出場。80年にくも膜下出血で倒れるも、見事に復活し、歌手生活60周年記念のシングルとして本作(キング)を出した。


     ムード音楽を思わせる落ち着いた雰囲気がいい。ゆったりとしたテンポの楽曲で、「波に揺られるようで、無理せずに歌える感じですね」と語る。

     「今は遠い空の 遠いあの空の あなたにありがとう」と締めくくる。追憶と今は亡き人々への感謝。そんなことをイメージさせる歌詞だ。60年の間には、夫をはじめ、「支えてくださった方との別れが多かったんです」と振り返る。「そういう方々が星になって見守ってくれているんじゃないか、と息子に言われたんです」。そんな思いがじわじわと伝わってくる。「大きな病気もあって、こうして生きていることが夢のようです。そして60周年で新曲も出せるなんて。歌の中には感謝がいっぱいです」

     華やかな編曲となった「ここに幸あり」の新バージョンも併録した。「嵐も吹けば 雨も降る」に始まる簡潔で美しい歌詞。国内だけでなく、苦労を重ねたハワイの日系人の間でも、大人気だったという。時代を超えた名曲だ。

    2016年03月17日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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