夫が背中押してくれて出演、篠原涼子さん

無断転載禁止
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

「人魚の眠る家」ワールドプレミア、平日ながら盛り上がる

ファンの待つレッドカーペットに降りる篠原涼子さん(右)と西島秀俊さん
ファンの待つレッドカーペットに降りる篠原涼子さん(右)と西島秀俊さん

 映画祭の“華”のレッドカーペット。カンヌでもベネチアでもベルリンでも、大きな映画祭では毎日のように、大勢の観客が待ち受けるレッドカーペットを、人気俳優や有名監督が歩き、お祭りムードを盛り上げます。

 東京国際映画祭の場合、初日こそおよそ3時間のレッドカーペットイベントがあって、それなりに盛り上がるのですが、残念ながらその日限り。その後は、メイン会場の東京・六本木ヒルズを歩いていても、映画祭の来場者と買い物客、観光客が入り交じり、しかも平日はサラリーマンが目立つため、寂しい限りなのです。

 そんな中、映画祭5日目の29日、映画祭の中盤のハイライトとして新設された「GALAスクリーニング」作品として「人魚の眠る家」(堤幸彦監督)がワールドプレミア上映され、上映の前にレッドカーペット・セレモニーが行われました。

オープニング作品、クロージング作品に並ぶという位置付けのGALAスクリーニング作品。「人魚の眠る家」は、東野圭吾さんのベストセラー小説が原作で、脳死と臓器移植をテーマにしたヒューマンミステリーです。プールでの事故で娘が意識不明になった主人公の夫婦を、篠原涼子さんと西島秀俊さんが演じています。

レッドカーペット・セレモニーに登場した堤幸彦監督(左端)ら
レッドカーペット・セレモニーに登場した堤幸彦監督(左端)ら
サインの求めに応じる篠原さん
サインの求めに応じる篠原さん

 六本木ヒルズアリーナで行われたレッドカーペット・セレモニーには、堤監督、篠原さん、西島さんのほか、研究員役の坂口健太郎さん、その恋人役の川栄李奈さん、篠原さん演じる主人公の妹役の山口紗弥加さんが参加。あいさつを行った後は、約800人のファンが詰めかけたレッドカーペットを歩きながら、サインを書いたり、写真撮影に応じたりと、ファンサービスをしていました。

 堤監督は「ここに居並ぶ日本を代表する素晴らしい俳優さんに、この作品を形作っていただきました。ここに立てたことが本当にうれしいです」とあいさつ。西島さんも「母の愛がテーマの素晴らしい感動作。これがついにワールドプレミアという形で、皆さんに見ていただけることに非常に興奮しております」と語っていました。

 実は篠原さんは当初、この役を引き受けるかどうか躊躇(ちゅうちょ)したそうですが、「主人(俳優の市村正親さん)が背中を押してくれました。こんなにいい作品をやらないのは損だよと」と打ち明けていました。共演者が口々に絶賛した通り、篠原さんのクライマックスの演技は鬼気迫るものがありました。

 思えば平日の映画祭が、これだけ盛り上がったことはあったでしょうか? 今年はスター俳優の来日が少なく、寂しい思いもしていましたが、この日の六本木は華やかでした。 毎日は難しいにしても、こういうイベントが増えれば、映画祭がより身近になり、より盛り上がるのになあ、と思ったのでした。(文化部 田中誠)

46485 0 エンタメ・文化 2018/10/30 13:03:00 2018/10/30 13:03:00 2018/10/30 13:03:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181030-OYT8I50029-T.jpg?type=thumbnail

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ