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    東京五輪、ジョーがPRへ…商品開発呼びかけ

    • 矢吹丈のイラストをあしらった炭酸飲料のイメージ
      矢吹丈のイラストをあしらった炭酸飲料のイメージ

     漫画家・ちばてつやさんの名作「あしたのジョー」が、2020年東京五輪のボクシング競技をPRへ――。

     東京都墨田区は来月、都内のメーカーなどに、主人公の矢吹丈のイラストなどを使った食品やシャツなどのタイアップ商品の開発を呼びかける。ボクシング競技が同区の両国国技館で開かれるためで、ジョーの力を借りて、機運を盛り上げる。

     ちばさんが、幼少期を区内で過ごした縁から始まった事業で、プロジェクト名は「あしたのジョー×すみだ」。区内に本社や支店などがある事業者に、区が用意した矢吹丈のイラストやロゴを使った商品を開発し、販売してもらう。

     国内で商品を製造することや、公序良俗に反しないことなどが条件。著作権を管理する講談社(文京区)と個別に契約を結ぶ必要があるため、墨田区観光協会が交渉を仲介する。イラストなどの使用料は最低3万円からで、契約の有効期間は1年間。延長も相談に応じるという。

     区は、Tシャツや下敷き、菓子類など、幅広い分野での利用を呼びかける方針で、4月下旬に開いた説明会には、55事業者計84人が出席する盛況ぶりだったという。

     募集は6月1日から2020年6月末までの予定。プロジェクトを進める区オリンピック・パラリンピック準備室は「あらゆる場所で矢吹丈に会えるようにし、区民や観光客に『ボクシングは墨田』と印象づけたい」としている。

     問い合わせは同室(03・5608・1445)へ。

     ◆あしたのジョー=「週刊少年マガジン」(講談社)の1968年1月1日号~73年5月13日号に連載された漫画。主人公の矢吹丈がボクシングの才能を開花させ、強敵に立ち向かう姿が共感を呼び、単行本の累計発行部数は約2000万部に上る。原作を高森朝雄(梶原一騎)さんが手がけ、ちばてつやさんが描き上げた。

    2018年05月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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