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    韓国船が瀬取り未遂か…政府、韓国に調査要請

     韓国船籍のタンカーが今月上旬、東シナ海の公海上で北朝鮮船籍のタンカーに横付けしているのを、警戒中の海上自衛隊が確認していたことが分かった。

     日本政府は、洋上で石油精製品などを移し替えて密輸する「瀬取り」をしようとしていた疑いがあるとして、韓国政府に事実関係を調査するよう求めた。韓国船籍の瀬取りへの関与が確認されれば、初めてとなる。

     複数の政府関係者が明らかにした。一方で、韓国船籍のタンカーからは、積み荷を移し替えて重量が変わることに伴う喫水の変化が確認されなかった。このため、実際の瀬取りは未遂に終わったとみられる。韓国船籍のタンカーはその後、韓国国内に帰港したという。

     瀬取りは国連安全保障理事会決議違反に当たり、海自は昨年12月から監視活動を行っている。日本政府は今年1~2月、北朝鮮が関与した瀬取りの疑いがある事例を4件公表した。

    2018年05月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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