エンジン故障で漂流、男性2人「北に帰りたい」

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木造船の調査に向かう海上保安庁の船(13日午後4時、深浦町の深浦港で)
木造船の調査に向かう海上保安庁の船(13日午後4時、深浦町の深浦港で)

 青森県深浦町の深浦港沖で13日朝、男性2人が乗った木造船が漂流しているのが見つかった。青森海上保安部によると、「北朝鮮から来た」と話しているという。県内で生存した乗組員が発見されたことに住民からは戸惑いや不安の声が広がった。

 同海保によると、木造船は全長約15メートルで、深浦港から西1・5キロの沖合で漂流していた。漁に出ていた漁師が、人が手を振っているのを見つけた。

 海上保安庁の巡視船に保護された2人は、「エンジンが故障し、漂流していた。北朝鮮に帰りたい」などと話しているという。青森海保などが漂流した経緯などを確認している。

 県内では近年、日本海側を中心に北朝鮮からとみられる木造船の漂流や漂着が相次いでいる。同海保によると、2017年の14件から18年は51件と大幅に増加したが、今年に入ってからは初めて確認された。

 深浦港にはパトカーや同海保の関係車両が集まり、職員らが慌ただしく行き交っていた。

 乗組員が見つかったことについて、同港近くに住む70歳代の男性は「乗っている人が何をするかわからない」と不安を口にした。80歳代の女性は「人が乗っているとなると物騒で怖い」と話した。

 深浦漁業協同組合のある職員は「漁に出る船が多い平日に発見されていたら、もっと大きな影響が出た」と困惑した表情だった。

 同海保は、巡視船やヘリコプターで海上を漂流する木造船を見つけた場合、無線などで航行する船に危険を知らせる「航行警報」を発信している。

 また、海上や沿岸で木造船を見つけたときは、速やかに海上保安部や警察に通報するよう呼びかけている。

19663 0 国内 2019/01/14 09:41:00 2019/01/21 12:17:21 2019/01/21 12:17:21 木造船の調査を行っている海上保安庁の船(13日午後4時、深浦町で)=塚本康平撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190114-OYT1I50004-T.jpg?type=thumbnail

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