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    ヒメマスに限り持ち帰り解禁…奥日光・中禅寺湖

    • マスの岸釣り解禁で、さおを振るう釣り人(1日午前6時30分、日光市の中禅寺湖畔で)
      マスの岸釣り解禁で、さおを振るう釣り人(1日午前6時30分、日光市の中禅寺湖畔で)

     栃木県の奥日光の中禅寺湖で1日、マスの岸釣りが解禁された。

     東京電力福島第一原発事故の影響で持ち帰りが禁止されているが、放射性物質の規制値を下回ったヒメマスに限って今季から解除された。雪が舞う中、午前5時に解禁されると、県内外から駆けつけた約520人が思い思いのポイントで糸を垂らした。

     中禅寺湖では、ニジマスなどから規制値(1キロ・グラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出され、2012年5月から釣った魚の持ち帰りを禁止。その場で放す「キャッチ・アンド・リリース」に限定された。ヒメマスは昨年春以降の検査で規制値を下回っている。

     この日の奥日光の午前5時の気温は氷点下3・9度と冷え込んだ。体長57センチのレイクトラウトを釣り上げた東京都足立区の自営業の男性(38)は「昨夜7時に車を走らせてきた。ぜひヒメマスを持ち帰りたい」と、寒風を切ってさおを振るった。

     中禅寺湖漁協の鹿間久雄専務理事(66)は「ヒメマスの持ち帰り解禁は、マス釣りの聖地再生に向けた第一歩。すべての魚が規制値を下回ってほしい」と話した。船釣りは今月20日に解禁される。問い合わせは、同漁協(0288・55・0271)へ。

    2017年04月02日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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