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    千島地震「切迫」受け、福島第一「開口部」塞ぐ

     東京電力は、福島第一原子力発電所の高濃度汚染水流出防止のため、津波対策を強化することを決めた。廃炉作業中の原子炉建屋地下には汚染水がたまっており、津波が流入すると、海に漏れる恐れがある。このため、水が地下に入らないよう、地表や1階の床にある開口部を塞ぐ工事を前倒ししたり追加したりする。

     津波対策の強化は、政府の地震調査研究推進本部が昨年12月に発表した、北海道太平洋側の千島海溝沿いの超巨大地震の長期評価を受けて決めた。長期評価は、マグニチュード8・8以上の超巨大地震が「切迫している」と警告していた。

     東電がこの超巨大地震による津波の高さを計算したところ、福島第一原発では最大10・3メートルとなり、原子炉建屋などが立つ敷地(海抜8・5メートル)が最大1・8メートル浸水する可能性があることがわかった。

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    2018年08月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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