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    安倍首相、退位法整備に意欲…施政方針演説

     第193通常国会が20日召集され、安倍首相は衆参両院本会議で施政方針演説を行った。

     首相は演説の冒頭、天皇陛下の退位に言及し、与野党の合意を得て退位実現のための法整備を図ることに意欲を示した。憲法改正では、各党に改憲項目の絞り込み作業を進めるよう呼びかけた。国会の会期は6月18日までの150日間。夏の東京都議選や次期衆院選をにらみ、激しい与野党対決が予想される。

     首相は退位について、政府の有識者会議が23日に論点整理を公表すると言及した上で、「静かな環境の中で、国民的な理解の下に成案を得る考えだ」と述べた。

     憲法が5月に施行70年を迎えることに触れ、「次なる70年に向かって日本をどのような国にするか。その案を国民に提示するため(衆参の)憲法審査会で具体的な議論を深めよう」と訴えた。また、「誰もが希望すれば、高校にも、専修学校、大学にも進学できる環境を整えなければならない」とも語り、教育支援の拡充に力を入れる方針も示した。「幼児教育、高等教育の無償化」を憲法に盛り込むよう訴える日本維新の会に配慮したもので、憲法改正に向けて同党と連携を探る狙いがあるとみられる。

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    2017年01月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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