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    津波の避難誘導、2警官殉職したパトカー保存へ

    • 移設が決まったパトカー(福島県富岡町で)
      移設が決まったパトカー(福島県富岡町で)

     パトカーで住民の避難誘導中に津波に巻き込まれ、殉職した警察官2人を後世に語り継ごうと、福島県富岡町は16日、東日本大震災で大破した県警双葉署のパトカーを町内の公園で保存することを決めた。

     同日開かれた町議会で、宮本皓一こういち町長が明らかにした。来月中にも公園に運び込む。

     2011年3月11日、パトカーには同署地域交通課警部補、増子ますこ洋一さん(当時41歳、2階級特進で警視)と同課巡査長、佐藤雄太さん(同24歳、同警部補)が乗っていた。2人はパトカーで避難を呼びかけ、津波に巻き込まれたとみられている。パトカーは同日夕、同町沿岸部で見つかり、約1か月後、増子さんの遺体が発見された。しかし、佐藤さんは現在も見つかっておらず、両親は今年2月、死亡届を出した。

     パトカーは現在、発見場所近くの私有地に置いてある。近くに佐藤さんへのメッセージを投函とうかんするポストが設置され、訪れた人が手を合わせたり、手紙を入れたりしている。

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    2014年12月18日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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