2021年海外の主なニュース
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【1月】
《1》北朝鮮で5年ぶりの朝鮮労働党大会
北朝鮮で5~12日、5年ぶりに朝鮮労働党大会が開かれた。
《2》トランプ米大統領支持者が議事堂占拠
トランプ米大統領の支持者らが6日、次期大統領を正式に選出する上下両院合同会議が行われていた連邦議会に乱入して、議事堂を一時占拠した。一部が警官隊と衝突し、支持者側と警官の双方に死者が出た。
《3》ロシアで反政権運動指導者が拘束
猛毒ノビチョク系の神経剤で襲撃され、重体となっていたロシアの反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が17日、療養先のドイツから帰国し、露当局に拘束された。
《4》ジョー・バイデン氏が米大統領に就任

米国で民主党のジョー・バイデン前副大統領が20日、第46代大統領に就任した。副大統領には、カマラ・ハリス前上院議員が女性で初めて就任した。
《5》ベトナム共産党書記長、3期目決定
ベトナム共産党は31日、党トップのグエン・フー・チョン書記長の3期目続投を決めた。1976年の南北ベトナム統一後、3期目続投は初めて。
【2月】
《6》ミャンマーで国軍がクーデター
ミャンマーで1日、国軍がクーデターを起こし、事実上の政権トップ、アウン・サン・スー・チー国家顧問を拘束した。
《7》中国で海警法施行
中国で1日、海上保安機関・海警局に武器使用を認める「海警法」が施行された。
《8》米露が新STARTを5年延長
米露両政府は3日、両国間の核軍縮枠組み「新戦略兵器削減条約」(新START)を5年間延長したと発表した。
《9》トランプ前大統領、弾劾裁判で無罪に
米上院は13日、連邦議会議事堂が1月に一時占拠された事件を巡るトランプ前大統領の弾劾裁判で、トランプ氏を無罪とする評決を下した。
【3月】
《10》日本のコンテナ船、スエズ運河で座礁
地中海と紅海を結ぶエジプトのスエズ運河で23日、日本の船会社所有の大型コンテナ船「エバー・ギブン」が座礁し、運河を遮断した。
【4月】
《11》中国当局、IT大手に巨額の罰金。IT企業統制を強化
中国の国家市場監督管理総局が10日、中国IT大手アリババ集団に対し、独占禁止法に違反したとして巨額の罰金を科したと発表した。中国は巨大IT企業への統制強化に転じた。
《12》キューバで共産党第1書記退任。カストロ兄弟の統治終幕
キューバ共産党のラウル・カストロ第1書記が19日、退任した。兄フィデル氏とともに、1959年のキューバ革命以降、60年以上にわたり国を率いたカストロ兄弟の統治が終わった。
《13》米国で黒人男性暴行死の元警官が有罪
人種差別抗議デモに発展した昨年5月の黒人男性ジョージ・フロイドさん暴行死事件で、米ミネソタ州地裁の陪審は20日、元警官の被告に第2級殺人などの罪で有罪評決を下した。
《14》韓国地裁、元慰安婦の損害賠償請求を却下
韓国人元慰安婦らが日本政府を相手取った訴訟で、ソウル中央地裁は21日、国際慣習法上の「主権免除」が適用されるとし、原告の損害賠償請求を却下した。地裁は別の元慰安婦訴訟で1月、日本政府に全額の支払いを命じており、判断が分かれた。
【5月】
《15》イスラエルとハマスが衝突。エジプトの仲介で停戦合意
エルサレム旧市街にあるユダヤ教とイスラム教の聖地で10日、パレスチナ人とイスラエル治安部隊が衝突した。イスラエルとイスラム主義組織ハマスの軍事衝突に発展し、多数の死傷者を出す中、エジプトの仲介で20日、停戦合意した。
《16》中国探査機が火星着陸に成功
中国が15日、無人火星探査機「天問1号」の火星着陸に成功した。6月には有人宇宙船「神舟12号」を打ち上げ、宇宙ステーション建設を進展させた。
《17》英国、空母をインド太平洋へ派遣
英海軍の最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群が22日、インド太平洋に向けて出港した。覇権主義を強める中国を念頭に、8月以降、日本近海で自衛隊や米軍と訓練を実施した。
《18》ベラルーシ当局、民間機を強制着陸させ反政権派を拘束
ベラルーシ当局が23日、旅客機を首都ミンスクの空港に強制着陸させ、乗客の反政権派メディア創設者を拘束した。ルカシェンコ政権の強権ぶりに批判が集まった。
【6月】
《19》米当局、アルツハイマー新薬承認
米当局は7日、米製薬企業バイオジェンと日本のエーザイが共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」を条件付きで承認した。アルツハイマー病の長期間の進行抑制を図る薬の承認は世界で初めて。
《20》G7首脳宣言、台湾問題に初言及
英国で開かれた先進7か国首脳会議(G7サミット)で13日、「台湾海峡の平和及び安定の重要性を強調し、両岸問題の平和的な解決を促す」との首脳宣言が採択された。G7首脳宣言が台湾問題に言及したのは初めて。
《21》イスラエルで12年ぶりの政権交代
イスラエルで13日、極右政党ヤミナのナフタリ・ベネット党首を首相とする新政権が発足した。通算で15年在任したベンヤミン・ネタニヤフ氏は退陣し、12年ぶりに政権が交代した。
《22》イラン大統領選、反米・強硬派が当選
イラン大統領選が18日に行われ、反米・保守強硬派のエブラヒム・ライシ師が当選した。強硬派による政権は8年ぶり。
《23》香港で「反中紙」廃刊
香港で中国共産党を批判してきた蘋果日報(アップル・デイリー)が24日付を最後に新聞発行を停止した。香港では今年、選挙制度の見直しも行われ、民主派排除が進んだ。
【7月】
《24》北京で中国共産党創設100年の式典
中国共産党は1日、党創設100年の祝賀式典を北京の天安門広場で開いた。演説した
《25》ハイチ大統領が暗殺
カリブ海の島国ハイチのジョブネル・モイーズ大統領が7日、首都郊外の自宅で武装集団から銃撃を受け、暗殺された。
《26》米国で民間宇宙旅行ビジネスが活発化
米宇宙旅行企業ヴァージン・ギャラクティックが11日、新型宇宙船による有人宇宙飛行に成功した。その後、ブルーオリジンやスペースXも有人宇宙飛行を成功させ、宇宙旅行時代の到来を印象付けた。
《27》ドイツなどの豪雨災害で死者多数
ドイツ西部やベルギーで14~15日、豪雨による洪水などが起き、200人超が死亡した。気候変動が原因と指摘された。
《28》ペルー大統領選で急進左派が勝利
ペルーの大統領選決選投票で19日、急進左派のペドロ・カスティジョ氏の当選が決まった。アルベルト・フジモリ元大統領の長女ケイコ氏は3度目の挑戦だったが、敗れた。
【8月】

《29》新型コロナの世界感染者が2億人超に
新型コロナウイルスの世界の累計感染者数が4日、米ジョンズ・ホプキンス大の集計で2億人を突破した。インド由来の変異ウイルス「デルタ株」の流行で感染ペースが加速し、1月下旬に1億人を超えてから、半年余りで倍増した。
《30》アフガニスタンでタリバンが首都制圧

アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバンは15日、首都カブールに侵攻し、アフガンの実権を掌握した。30日には米軍のアフガンからの撤収が完了し、2001年の米同時テロ以降、約20年続いた「米史上最長の戦争」が終局を迎えた。
【9月】
《31》米テキサス州で中絶禁止の州法施行
米テキサス州で1日、妊娠6週目頃以降の中絶を禁じる法律が施行された。全米で最も厳しい中絶規制で、司法省は、施行差し止めなどを求めて同州を提訴した。
《32》プーチン露大統領、北方領土の特別地区設置を発表
ロシアのプーチン大統領は3日、北方領土に外資誘致を目的とする特別地区を設置すると発表した。ミハイル・ミシュスチン首相が7月、北方領土の択捉島を訪問した際に設置構想を示していた。
《33》米同時テロから20年
2977人が犠牲になった米同時テロから11日、20年となった。バイデン大統領はビデオメッセージで「我々は団結し、復興に向けた底力を発揮した」と振り返った。
《34》北朝鮮、相次ぎミサイル発射
北朝鮮は新型長距離巡航ミサイルの発射実験を11~12日に実施したと発表した。10月までに、列車から発射するタイプの弾道ミサイルや新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)など、複数種のミサイルの試射を繰り返した。
《35》米英豪の安保枠組み「オーカス」創設
バイデン米大統領は15日、英国、オーストラリアの3か国で、インド太平洋地域の安全保障協力の枠組み「AUKUS(オーカス)」を創設すると表明した。対中抑止力強化のため豪州への原子力潜水艦の導入を支援する計画を示した。
《36》中国と台湾がTPP参加を申請
中国は環太平洋経済連携協定(TPP)への参加を16日、申請した。参加意向を表明していた台湾も22日に申請した。
《37》露下院選で政権与党が圧勝
ロシア下院選の投開票が19日行われた。政権与党「統一ロシア」が324議席を得て大勝し、プーチン大統領は安定した政権運営の基盤を確保した。
《38》中国の不動産大手「中国恒大」が経営危機
中国の不動産大手・中国恒大集団の経営危機が表面化し、世界的な株安となった。
《39》日米豪印の「クアッド」が首脳会談
日本と米国、オーストラリア、インドの4か国の枠組み「クアッド(Quad)」は24日、米ワシントンで初の対面での首脳会談を行った。
《40》ファーウェイCFO、米と司法取引成立で中国に帰国
米司法省は、詐欺などの罪で起訴した中国通信機器大手「華為技術」(ファーウェイ)の
《41》独連邦議会選でSPDが第1党に
ドイツ連邦議会選の投開票が26日行われ、中道左派・社会民主党(SPD)が16年ぶりに第1党となった。メルケル首相が所属する中道右派・キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は第2党に転落した。SPDは11月、第3党の緑の党、第4党の自由民主党(FDP)と3党連立政権樹立で合意した。
《42》韓国地裁、元徴用工訴訟で日本企業の資産売却命令
三菱重工業に対する賠償命令が確定した韓国人元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)訴訟を巡り、韓国の
【10月】
《43》ノーベル平和賞にフィリピン、ロシアのジャーナリスト
ノーベル平和賞に8日、フィリピンのジャーナリストのマリア・レッサ氏とロシアの独立系新聞編集長のドミトリー・ムラトフ氏が選ばれた。強権体制と闘ってきた姿勢が評価された。
《44》韓国の与党大統領候補に京畿道知事
韓国の左派系与党「共に民主党」は10日、来年3月の韓国大統領選の党候補に
《45》新型コロナ治療の飲み薬、米製薬大手メルクが使用申請
米製薬大手メルクは11日、新型コロナウイルス感染症を治療する経口薬(飲み薬)「モルヌピラビル」の緊急使用許可を、米食品医薬品局(FDA)に申請したと発表した。
《46》スーダンで軍事クーデター
スーダンで25日、軍がクーデターを起こし、アブダラ・ハムドク首相ら暫定政権の閣僚多数を拘束した。抗議活動を行った市民に発砲し、死傷者が出た。

《47》英国でCOP26
国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が31日、英国北部グラスゴーで開幕した。石炭火力発電の段階的な削減努力などを盛り込んだ文書「グラスゴー合意」を採択し、11月13日に閉幕した。
【11月】
《48》米FRB、量的緩和縮小の開始決定
米連邦準備制度理事会(FRB)が3日、市場から米国債などを買い入れる景気刺激策「量的緩和」の規模縮小を月内に始めると決定した。
《49》中国共産党が「歴史決議」を採択
中国共産党の第19期中央委員会第6回総会(6中総会)が8~11日開かれ、歴史決議を採択した。

《50》米中首脳、オンライン形式で初会談
米国のバイデン大統領と中国の
《51》新変異株「オミクロン株」、世界で感染拡大
世界保健機関(WHO)は26日、南アフリカなどで検出された新型コロナウイルスの新たな変異株を「オミクロン株」と命名し、警戒度が最も高い分類の「懸念される変異株(VOC)」に指定した。
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