普通の主婦だった私がギャンブル依存症になったワケ

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気づいたときには残酷な状態

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 よく知られている高血圧や糖尿病のような生活習慣病と比較してみると、ギャンブル依存症を理解しやすいと思います。

 たとえ、どんなに食事や睡眠などの生活習慣に気をつけていても、糖尿病や高血圧になる人はいます。遺伝などの影響もあると思われますし、原因がはっきりしない人も少なくないでしょう。高血圧や糖尿病は、どうきや息切れなどの症状が現れて初めて、体調の異変に気づきます。

 ギャンブル依存症もこれと同じで、病気にかかったときには分かりません。なんらかの症状(異変)が表れて、初めて「これはおかしい」と、まず周囲が気がつくのです。

 そして、ギャンブル依存症は残酷な状態に陥っていることがあります。それは、当事者が、〈1〉すでにギャンブルをやめられない〈2〉ギャンブル依存症になっていることを認められない――。〈悪魔の症状〉と呼ばれるこの二つの状態が、当事者の依存状態を長引かせ、症状を悪化させ、そして、時には死に至る恐れすらあるのです。

できないのは「やめる」ことではない

 では、「やめられない」「認められない」とはどんな状態でしょうか?

 正確に言えば、短時間ならやめることができるのです。ただ、「やめ続ける」ことができません。つまり、「やめようと思えば、やめられる」と信じて疑わないのです。それが、「否認の病」と言われるゆえんです。

 「ギャンブルを借金するまでやってはいけない」
 「現状を打破するにはギャンブルをやめる」

 ほとんどの場合、依存症の当事者も頭の中では、「ギャンブルは勝てない」ということを理解しています。そして、やめる努力をし、葛藤を続けています。

 私も、外出するときに小銭以外持たなかったり、1か月の家計を袋分けしてみたりしました。こうした努力の甲斐(かい)あって、短時間ならギャンブルをせずに我慢できたのです。

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