地方自治体の「おもしろ動画」がもはや笑えないワケ

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世界にアピールできる資源

取れたての生の桜えび(静岡市提供)
取れたての生の桜えび(静岡市提供)

 それが「世界オンリーワンの生食できる桜えび」と表現を変えただけで、桜えびを見る目が180度変わったのです。

 静岡市が今年2月、東京都民を対象にしたアンケート調査で、静岡市のイメージを聞いたところ(複数回答)、「お茶」(74.4%)「富士山」(70.9%)に続き、「桜えび」(40.0%)が3位に入りました。

 生食の桜えびを求めて観光客が押し寄せ、大企業も桜えびの商品を次々と製造、販売し始めました。こうなると、地元の人々も桜えびの価値に気づいてくれます。そればかりか、「桜えびだけじゃないよ」とばかりに、次々と世界にアピールできる資源がないかと地域ブランドを育てる意欲が高まっていくのです。

PR動画も世界オンリーワン

 PR動画を作るなら、このチャンスを利用しない手はありません。「世界オンリーワン」の桜えびを中心に、富士山やお茶などの観光三大要素「食べる・見る・遊ぶ」をベースに美しい映像で紹介するのです。

 その映像は、まるごと「世界オンリーワン」のイメージで人々に見られるはずです。やがて、静岡の新しい地域ブランドは世界の注目を浴びるものになるでしょう。

 こうやって静岡市の事例を紹介すると、ほかの地方の方たちはきまってこう言います。

 「静岡市はたまたま、桜えびという資源があったからでしょ」

 「うちには、なんにもないんだよ」

 世界オンリーワンとは縁遠いように見える地域資源を、世界ブランド化する方法もご紹介しておきましょう。

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