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2020年、大学入試激変…親子でどう乗り切るか

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「考える力」を身につけるには

(写真はイメージ)
(写真はイメージ)

――編集長ご自身も小学生の子どもを持つお父さんだそうですね。“当事者”の一人として、編集にあたって心がけていることはありますか

 「算数に強くなるにはどうすればいいか」といった目先の成績アップにつながる記事も大事だと思います。しかし、「5年後、6年後の入試はどうなる」とか、「10年後の就職はどうなって、世の中で活躍するためにいま何をすればいいのか」といった先を見据えた記事に力を入れ、読んで得したと思っていただける紙面が作れたらいいなと思っています。

――記述式の重視など新テストの方針が出て、モデル問題が発表されるなど、入試改革に向けた動きは加速し始めた印象です。読者の反応はどうですか

 最近、よく受けるのは、「思考力がつく塾、書く力がつく塾はありますか」といった質問です。以前なら「算数が好きになる塾はありますか」とか「この学校の算数の問題に強い塾はありますか」といった質問でした。これまでと違う問いかけが増えています。(家庭でも)何かやらないといけないが、どうすればいいか迷っているということなのだと思います。

「プレジデントファミリー」ビジネス誌「プレジデント」の別冊として05年創刊。家族を軸に、教育、家計、食、家づくりなどの記事を掲載し、母親はもちろん、父親層の関心も集める。14年より、季刊誌として新装刊。進路・進学・しつけといった子育ての関心事を中心に編集している。
「プレジデントファミリー」ビジネス誌「プレジデント」の別冊として05年創刊。家族を軸に、教育、家計、食、家づくりなどの記事を掲載し、母親はもちろん、父親層の関心も集める。14年より、季刊誌として新装刊。進路・進学・しつけといった子育ての関心事を中心に編集している。

――どんな対策を考えていますか

 新しい「大学入学共通テスト」(仮称)で記述問題を採用するのは、思考力や表現力を重視し、これまで学んできた自分の体験を踏まえて説明できるような力を見るところに主眼があると思います。読売KODOMO新聞との新たなコラボ企画で「時事・記述・作文ゼミ(https://kijutsusemi.jp/)」を行いますが、それは、日々考える力を身につけるのに一番いい材料はやはり新聞だと思うからです。

 読売KODOMO新聞は週刊ですが、学校から帰ってきて机の上に新聞があると、世の中でこんなことが起きているんだということが目に入ってくる。時にはぱらぱらと眺めるだけということもあるかもしれませんが、そこからでもヒントが得られます。

 時事記述作文ゼミの教材は、読売新聞の記者が動画で説明するほか、段階を経てニュースを理解し、それに対する自分の考えをしっかりまとめられるような仕上がりになっています。新聞から知識を読み解き、さらにそれを文章にまとめることで、自分の考えが整理されてまとまってゆく。書く練習をすることが、一番思考力を鍛えると思います。これを継続してやれば、とても効果があるし、興味も広がると思います。

プロフィル
中村 亮(なかむら・りょう)
 プレジデントファミリー編集長。1972年静岡県生まれ。96年上智大学外国語学部卒業、プレジデント社入社。企業の社内報やPR誌の編集を受託する企画編集部に配属。99年、ビジネス誌「プレジデント」編集部に移る。2005年、家族をテーマにした新雑誌「プレジデントファミリー」創刊より副編集長として携わり、14年4月から現職。

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430281 0 深読み 2017/06/16 09:40:00 2017/06/16 09:40:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20170615-OYT8I50037-T.jpg?type=thumbnail

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