「指切り」が起源? 「結婚指輪」の深~い事情

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50代女性:「愛情がゼロになったから指輪を外した」

離婚を考えて結婚指輪を外す人も(写真はイメージです)
離婚を考えて結婚指輪を外す人も(写真はイメージです)

 外資系企業の広報部を経てフリーランスの広報・PRとして活躍するWさん(50代・女性)も30代で離婚し、以後は独身だ。

 Wさんは「20代で結婚したとき、うれしくて肌身離さずつけていました。そのうちにつけていることが当然になり、外すという発想もありませんでした」と夫がいたころを振り返る。

 一方、「仕事の邪魔になるから」と、早々に結婚指輪を外した夫は、浮気もした。「でも、私は一緒にやっていこうという気持ちがある限り、ずっと指輪は外しませんでした」

 一時は修復されたかに見えた夫婦関係だが、「あることがきっかけで『この人に対する私の愛情はゼロになった』と思った瞬間があり、指輪を外しました。彼はそれを見て焦ったようで、離婚を阻止するために奔走していました」

 結婚指輪を外すシーンは、ドラマや映画ではハイライトになる。それだけ結婚の「象徴」として重要な小道具なのだ。現実世界で指輪を外したWさんはどうだったのか。「結婚指輪は、家を出るとき置いてきたんじゃないかな。どういう置きかたをしたかも記憶にありません。特に『(おも)い』は、込めませんでしたね」

「結婚指輪を外す既婚者」はアリ? ナシ?

 結婚指輪は「外すことで意味を持つ」というのは、多くの人が同意するところだろう。筆者が話を聞いたほぼ全員が「配偶者が指輪を外したら、当然気になる」と答えた。では、普段から指輪をしていないカップルは周囲からどう見えているのか。既婚者たちに聞いてみた。

 「夫婦とも、もともとアクセサリーはつけません。結婚指輪は大切なものですからなくしたくありませんし。自分たちがそうですから、違和感はありません」(20代女性)

 「自分自身の両親が大切にしていた影響からか、つけるのがベターだと思っています。上司がセンスのいい結婚指輪をつけていると、イメージアップしますね。つけない人の理由が気にはなります」(20代女性)

 「私は外出時しかつけませんし、夫は指輪をなくしています。だから既婚者が指輪をしなくてもマイナスイメージはありません。ただ、『遊びたいからつけない』という人には嫌悪感を抱きます」(30代女性)

 「僕自身はしていますが、作業のじゃまになることもあるので、強制すべきものではないかなと思います。でも、結婚指輪をしている方が『しっかりした人』と好印象を持ちます」(20代男性)

 考え方はさまざまだが、つけていないことが即、「悪い印象」につながることはないようだ。

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