「指切り」が起源? 「結婚指輪」の深~い事情

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気持ちも含めて「つける人の一部」に

指輪の存在は何歳になっても大切だ(写真はイメージです)
指輪の存在は何歳になっても大切だ(写真はイメージです)

 取材に協力してくれた20~50代までの男女からは、別居や離婚経験者を含め、「結婚指輪という存在(の大切さ)」に否定的な意見は出なかった。

 あえて、世代論的な捉え方をすれば、20代の既婚者のほうが結婚指輪を「アクセサリーのひとつ」と捉え、「ものはもの、気持ちは気持ち」と分けているように思えた。一方、前出のEさんのケースように、年月を経て夫婦の形を問い直すことになったとき、指輪が大きな意味を持つようになることもあるのかもしれない。

 指輪をはじめ、ブライダルに関する情報にはコマーシャル的な意図を感じることも多い。だが、結婚指輪にはどこかしっとりとした日本的な「情」が漂うのが不思議だった。露木さんによる「指切り」からの伝統の話は、筆者の()に落ちた。

 取材に応じてくれた皆さんは指輪そのものを語りながら、同時に「(おも)いや気持ち」を語ってくれた。指輪に刻んだメッセージの意味といった話を通じて、人柄を感じることもできた。

 気持ちの部分も含めて、つける人の一部になっている結婚指輪。指輪について話を聞いてみると、その人の人生の奥深くに触れることができるかもしれない。

プロフィル
阿部 祐子( あべ・ゆうこ
 出版社勤務(雑誌編集者)を経てフリーランスのライター、エディターに。2009年ファイナンシャルプランナーのCFP資格取得。社会、金融、ビジネス系記事、やさしい言葉を使ったファイナンス系の読み物などを手掛ける。

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