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都政置き去り?「小池バブル」後の都議会は?

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 2日に投開票された都議選は、小池百合子都知事が率いる都民ファーストの会(都民ファ)など、小池氏を支持する勢力の「圧勝」で幕を閉じた。今後は、都民ファと連携する公明党がカギを握ることになる。豊洲市場や東京五輪・パラリンピックに向けた施設整備の問題だけでなく、高齢化やインフラの老朽化など都政の課題は山積している。今後、都議会はどこへ向かうのか? 都庁勤務経験があり、大阪府・市の特別顧問も務める佐々木信夫・中央大教授が解説し、提言する。

小池バブル現象「空中戦」のあとは?

都民ファの候補が次々と当選を確実にし、笑顔を見せる小池百合子都知事
都民ファの候補が次々と当選を確実にし、笑顔を見せる小池百合子都知事

 大騒ぎの都議選が終わった。新興ローカルパーティー(地域政党)の「都民ファーストの会」(都民ファ)がどこまで自民党を押し込めることができるかという点で大きく注目された。127議席をめぐる日本最大級の地方議会選挙は、国政ともダブって見えた。「小池知事対自民」。これが今回の都議選の舞台設定だった。

 小池人気は直接、都民ファの票にはつながりにくいとみられたが、国政での自民の相次ぐ失策や、パッとしない民進をよそに、不満の受け皿は都民ファへ向いた。結果、都民ファが第1党になり、自民は惨敗。当初の予想通り、都民ファと連携する公明を加え、都議会で小池氏支持勢力が過半数を超えた。

 筆者は、これを政治の「小池バブル現象」と名付けたい。経済のバブル現象と同様に期待値が高く、票数も議席数も膨れ上がった現象である。

 もっとも、このことが今後の都議会、都政運営に「吉」と出るか「凶」と出るかは分からない。いつかバブル経済と同じように(はじ)ける時がくるかもしれない。

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