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公園も大声禁止、遊び場を追われる子どもたち

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(写真はイメージです)
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 公園とは本来、私たち利用者に安らぎとレクリエーションの両方を提供してくれる場所だ。どちらが欠けても望ましくない。

 現在の公園が幅広い世代の利用を目指しているならば、子どもと上級生、または大人が交流する拠点にすることはできないだろうか。かつての空き地のように、仲間や年上の人から遊び方を教わり、地域への帰属意識や連帯感を生み出す。交流があれば、大人も公園で見かける子どもたちに気を配るようになるだろう。子どもたちの歓声も微笑ましく感じるはずだ。そればかりか子どもが危ない目にあいそうな時に、声をかけられる「見守る人」にもなれるのだ。防犯上の課題などをクリアし、これらを実現できれば、公園は子どもたちが安心して遊べる場所になるだろう。子どもの運動機能の成長には有効なのに、危険というだけで撤去されてしまった遊具を復活させることも出来るかもしれない。

 名作「星の王子さま」の冒頭で「大人は誰も、はじめはこどもだった。しかし、そのことを忘れずにいる大人はいくらもいない」と作者のサンテグジュペリは語りかけている。広場を自由に駆け巡る喜びを味わった大人たちが、子どもからその楽しみを奪ってはいけないのである。

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プロフィル
白土健( しらど・たけし
 大正大学人間学部教授。1959年、東京都生まれ。明治大学政治経済学部卒、多摩大学大学院経営情報学研究科修了。育英短期大学、松蔭女子大学教授などを経て現職。著書に「なぜ、遊園地は子どもたちを魅きつけるのか?」(創成社)、「こども文化・ビジネスを学ぶ」「観光を学ぶ」(共に八千代出版)ほか多数。

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428944 0 深読み 2017/07/08 10:00:00 2017/07/08 10:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20170706-OYT8I50042-T.jpg?type=thumbnail

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