読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

子どもを望む晩婚夫婦が知っておきたい「お金の話」

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

晩婚夫婦は「妊活」のお金も必要

写真はイメージです
写真はイメージです

 晩婚夫婦が子どもを望む際には、少なからず不妊治療のことも念頭に置いておかなくてはなりません。晩婚の女性は、母体が高齢期に差しかかっているケースもあり、妊娠しづらい傾向があると指摘されています。

 「妊活」にはたくさんお金がかかると言われていますが、それは紛れもない事実なのです。「妊活心理カウンセラー」で自身も高齢出産だったという今井さいこさんは「かなりの個人差はありますが、不妊治療となれば100万円以上かかるというケースはザラ。中には300万円以上かけた夫婦もいます」と語ります。

 不妊治療が高額になるのは、大半の治療で健康保険が適用されないため、実費を支払う範囲が広い、といった理由からです。人工授精や体外受精を行うのもほぼ自費で、医療機関に1回で支払う治療費が30万円以上になる場合も多いと言います。

独身時代の貯蓄を「妊活費用」に

不妊治療には大きなお金が必要だ(写真はイメージです)
不妊治療には大きなお金が必要だ(写真はイメージです)

 筆者はかつて、妊活を経験した女性たちを取材したことがあります。その際、費用をどう捻出したかについてたずねたところ、「独身時代の貯蓄を不妊治療に回した」「実家の両親に援助してもらった」「共働きして工面した」などの答えがあり、費用に悩んだ様子がよくわかりました。

 不妊治療には国や自治体の助成制度もありますし、医療費控除の対象にもなります。ただ、助成制度に関しては年齢や所得の制限があるケースが多く、制度を当てにして妊活することは難しいと言わざるを得ません。

 また妊活では、子どもをすぐに授かることができれば理想ですが、そうとは限らないのが実情です。今井さんは「妊活に力を入れるあまりに終わりが見えなくなってしまう夫婦もいます」と指摘し、「区切りをつけるため、妊活する期間と使うお金の上限額を決めてしまうのも一案」と言います。

 不妊治療のお金の問題は、晩婚夫婦に限った話ではありません。しかし、晩婚晩産が進む中、晩婚と妊活の費用は切っても切れない関係にあると言えます。経済面のみならず心理面での負担を減らすためにも、妊活については夫婦でよく話し合って決めることが大切です。

【あわせて読みたい】
「貯金2700万円」でも危ない…「老後破産」の現実
老後資金を失うリスクは「退職金貧乏」から
[40代のマネー学]50代のリスク、どう回避?
[40代のマネー学]老後も考え住宅購入を

1

2

3

4

5

無断転載・複製を禁じます
429211 0 深読み 2017/08/25 05:20:00 2017/08/25 05:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20170819-OYT8I50000-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)