スタバが「スタバのありそうな街」にある理由

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スタバとコメダの類似点

(画像はイメージ)
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 人通りの多い駅前の一等地、オフィスビルや大型の商業施設の中、改札の中にあるいわゆる「駅ナカ」……、街を歩くと、様々な場所でこうしたカフェを目にする。クルマで郊外に足を延ばしてみれば、「コメダ珈琲店」「星乃珈琲店」「高倉町珈琲店」といったロードサイドに立派な駐車場のある喫茶店が増えた。

 飽和状態とも思われるコーヒーチェーンの出店攻勢の中で、スタバとコメダの出店戦略を見てみよう。

 そもそもこの2社は基本となる戦略(儲け方)が異なる。

 戦略の違いが出店場所の違いにつながっているとも言える。ただし、類似点もある。

 価格軸(高価格or低価格)と商品の性質(こだわりorバラエティー)の軸で見た場合、コメダとスタバに類似点が見いだせる。中~高価格帯でありながら、バラエティーに富んだ商品を提供している。

 言うならば、都市先鋭的なスタバに対し、郊外懐古的なコメダといったところだろうか。

コメダが切り開いたロードサイド

 クルマ社会でもある愛知県発祥のコメダは、喫茶店の概念を変えたと言っても過言ではないだろう。

 それまでの喫茶店は、基本的に都市部にあるもので、駐車場があることはまれだった。ところが、今では、コメダの成功に続くように、星乃、高倉町、ミヤマ珈琲店などが、広い駐車場を用意し、郊外のロードサイドに展開している。

 コメダは、多くの店舗が午前7時から午後11時まで営業している。店内に慌ただしさはなく、ゆっくりと時間が流れているように感じる。客の多くは、コメダを集合場所にしていることも多く、それぞれが自らの車で来店する。

 つまり、1テーブル4人とすると、4台の駐車場が必要な場合もあるのだ。朝は一人客を中心にモーニングを提供し、昼は周辺の主婦層や高齢の方がグループで利用する。比較的、経済的にも時間にもゆとりのある層が多い。ゆっくりと、しかし、着実に客が入れ替わっている。

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