読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

「広告なし」のあの雑誌、挑戦の舞台裏

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

広告は「無料」の演出

 ――雑誌だけだと経営は厳しいということでしょうか。

現在、晋遊舎が発行しているテスト誌
現在、晋遊舎が発行しているテスト誌

 雑誌だけでも赤字にはなりません。より収益を上げられるように、社員のボーナスを出せるように、ということですね。電子書籍も今では少なくとも売り上げの約4割を占めるようになりました。電子書籍は流通コストがかからないですしね。

 ――利益率だけで見ると、コンテンツを再録したムック本の方が高いように思われますが。

 そうですね。利益率だけならムック本の方がいいと思います。ただ、LDKやモノクロなどの「本誌」あってのムック本ですから。(利益の)総量で言えば当然、本誌の方が大きいですね。電子書籍もありますし、本誌でも相当の利益は得られるようにはなってきました。

 ――「広告なし」をうたっていますが、裏表紙と表表紙の裏などには広告が入っています。

モノクロの裏表紙には広告が掲載されている。無料で掲載しているという
モノクロの裏表紙には広告が掲載されている。無料で掲載しているという

 でも、ここは広告料をもらってないんですよ。ここで稼ごうとは思っていません。

 ――でも、無料で広告を入れるぐらいなら、入れない方がより信用度が上がりそうな気はします。

 うーん……そのあたりが難しいところなのですが、元々、企画の参考にした(米国の非営利組織が発行している商品テスト誌)「コンシューマーレポート」や(ドイツのテスト誌)「テスト」などを見ていると、(全く広告が入っていないため)どうしても同人誌というか、「内輪のモノ」感が強まってしまう気がするんです。

 第三者の広告が入ることによって、書店などに流通する一般の「雑誌っぽさ」が出せる。つまり、これは演出なんです。裏表紙などまで自社のデザインにしてしまうと、本になってしまいます。あくまで雑誌としては、こういうものって必要なのかなと思っているんです。自社の広告を入れるより華やかですし。ただ、各誌の編集長が入れたくないというのであれば、編集長権限で自由に判断してもらってもいいと思っています。

【あわせて読みたい】
攻めのガラパゴス化…石鹸で洗えるスマホが登場
「はらぺこあおむし」世界じゅうで人気のワケ
大人気「うんこ」だらけの漢字ドリル誕生秘話

1

2

3

4

5

6

無断転載・複製を禁じます
428443 0 深読み 2017/09/26 07:00:00 2017/09/26 07:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20170925-OYT8I50078-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)