定年後に熟年離婚しない「いい夫婦」とは?

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妻子を頼り“地域デビュー”を

シニア世代の地域デビューを応援する埼玉県の「地域デビュー楽しみ隊」と「ちいきデビューひっぱりガールズ」
シニア世代の地域デビューを応援する埼玉県の「地域デビュー楽しみ隊」と「ちいきデビューひっぱりガールズ」

 一方で、より本質的な問題の解決も図らなければならない。退職して輝く場所を失った中高年男性たちが、新たな生きがいや居場所を見つけることだ。

 そうした男性たちには、会社で働いていたときの自分のイメージを捨て、地元の地域社会に根を張っている妻や子ども、さらには孫たちに歩み寄り、「引率してもらって」地域デビューを果たすことを提案したい。

 「団塊ジュニア」と呼ばれる今の40歳代は、団塊世代に比べれば意識的に「家事分担」や「育児参加」に取り組んできた。保育園、幼稚園、小学校などのイベントに参加する人も多く、「パパ会」や「おやじの会」を結成してSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で連絡をとり、年齢や職種を超えた交流を楽しむ人もいる。こうした積極性を見習うべきである。

 定年後で、子どもが成人して、独立した後であっても、自治会のイベントや地域のボランティア、趣味の同好会など、居場所はたくさんあるはずだし、どこでも力仕事ができる男性は基本的に歓迎される。

 ただし、職業生活を離れ、肩書を外したら「人となり」だけで勝負するのだから、謙譲の精神を忘れてはならない。自治会で仕事モードを再燃させて、仲間内でシビアな「見積書や工程表」を要求したり、「予算の削減や作業の効率化」を提案したりするのはあまり好ましくない。競わず、争わず、陰口を言わず、「人づきあいを楽しむ」心がないと、地域デビューは成功しないだろう。

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427458 0 深読み 2017/11/21 11:22:00 2017/11/21 11:22:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/02/20171120-OYT8I50016-T.jpg?type=thumbnail

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