インターンシップは就職内定の近道か?

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インターンシップに参加すれば有利?

(画像はイメージ)
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 就職活動を巡って、これだけ「インターンシップ」が一般的になると、中には、こんな不安を口にする学生もいます。

 「参加しなかったら就職活動で不利になりますか?」

 「インターンシップでヘマをすると、企業に見限られてしまいませんか?」

 インターンシップに参加すると有利なのか。はたまた、不利になるのか。ここで、新卒採用(就職活動)の構造から考えてみたいと思います。

 そもそも新卒採用は、企業が学生を採用するとともに、学生が企業を選ぶプロセスです。

 学生を採用する企業側には、重視する「選考基準」があります。各企業で表現方法は異なりますが、大きく分けると三つのマッチングを確認しています。

 それが、「フィロソフィー(価値観)」「ビジョン(未来像)」「スキル(能力)」です。言い換えると、「一緒に働く仲間として、成果が出せるか?」「他の社員とチームワークを発揮して仕事ができそうか?」ということです。

仕事へのビジョンを具体化する

 一方、インターンシップで学生が知ることができるのは、「社会」や「企業」「仕事」「企業文化」「働く意味」などです。

 インターンシップが、より現場に近い「就業体験型」で行われ、期間が長くなればなるほど、学生たちは「働き方」のリアルを知ることができます。これによって、学生は就職活動の選考などで、将来のビジョンや挑戦したい仕事などについて具体的な回答を用意することができます。それが企業の「選考基準」に一致すればするほど、内定へ近づくことになるわけです。

 「インターンシップに参加する」→「社会を理解する」→「企業や仕事、企業文化を理解する」→「働く意味を考える」→「具体的に語れるようになる」→「企業がそれを評価し、内定が出る」

 このプロセスの一部を省略すると、「インターンシップに参加すると、内定が出る」といった乱暴な論理になり、学生の間でまことしやかにささやかれる“都市伝説”となります。

 もちろん、企業側は成果(自社の採用)につなげたいという気持ちが高まっているので、当初から選考を見据えて学生に接触することもありますが、マッチングしない学生を採用することはありません。

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