トヨタ・ジャパンタクシーが日本のタクシーを変える?

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観光客らへの「気配り」

ジャパンタクシーは後部座席にスライド式ドアを採用している(東京都千代田区で)
ジャパンタクシーは後部座席にスライド式ドアを採用している(東京都千代田区で)

 五輪・パラリンピックを意識したタクシー専用車両だけに、ジャパンタクシーは海外からの観光客や車いす利用者に対する「気配り」が随所にみられる。

 後部座席用のドアは狭いスペースでも大きく開く「スライド式」だ。前輪駆動を採用したことで床がコンフォートより低くなり、平坦(へいたん)で乗り降りしやすい。一方、座面は高めに設置されており、窓も大きいので眺めも良い。

 後部座席は座面をはね上げてフラット(平面状)にすることができ、助手席は折り畳みが可能になっている。スペースを作ることができるようにして、車いすでの乗車や、スーツケースなど大きな荷物の積載などに配慮した。

 パラリンピックは選手や関係者に車いすの利用者が多く、車いすに乗ったままスムーズに乗り降りできるかは重要なポイントになる。20年へ向け、都市の「バリアフリー」のさらなるレベルアップが急務となっており、ジャパンタクシーもそれに対応したという印象だ。

 国際的な大イベントでは都市の景観も重要な課題になるだろう。ジャパンタクシーは基本となるボディーカラーに(こい)(あい)と呼ばれる黒に近い紺色を採用した。車高の高い深藍の車両は、都市景観になじむ落ち着いた黒塗りのロンドンのタクシーを想起させる。一部のタクシー会社では自社のカラーに塗り替える可能性はあるものの、仮にトヨタの思惑通りに普及すれば、街の景色を大きく変えるだろう。

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