20代で老眼?…スマホの長時間使用に注意

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スマホ老眼の原因

写真はイメージです
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 スマホが「老眼」のような症状を引き起こしやすいと考えられる理由もあります。

 スマホはパソコンやテレビよりも目と画面との距離が近いことが上げられています。

 米ニューヨーク州立大学の研究によると、本を読む時と比較して、スマートフォンの画面を見るときのほうが、8センチほど近いとされています。実際に電車内や街でみると、スマートフォンを顔に近づけてみている人が多いことに気づくでしょう。これは文字が小さいために近づけて見ざるを得ないからだといわれています。

 使用時間も問題です。患者さんにスマートフォンを1日にどのくらい使っているかを聞くと、大抵「それほど使っていない」という返事ですが、これは「連続して何時間も使用していない」という感覚があるからだと思います。

 朝起きて、スマートフォンをみて、通勤・通学時間にスマートフォンを見る。お昼休みも見て、帰りの電車内でも見る。家に着いてからも就寝直前までみる。全て合計すると、先ほど示した総務省のデータでもわかるように20代では1日に2時間以上、スマホを見ています。

 さらには光の問題が加わります。かつてはスマホ画面のように強い光を発しているものを直接見るという機会はほとんどありませんでした。光を直接見ることは、間接的に目に入る光よりも当然エネルギーが強くなります。エネルギーが強くなれば、角膜、水晶体、網膜などはダメージを受けやすくなります。距離が近いほどこのエネルギーは大きくなるため、テレビやパソコンに比べてスマホのほうがダメージも大きいのです。

 また川崎医療福祉大学が発表した論文によると、紙に書かれた文字などを見ている時と比べて、パソコンなどのデジタル画面を見ているときは、まばたきの回数が半分程度に減ってしまうといいます。デジタルの画面は一見静止しているように見えていても、実際は絶えず光を点滅して表示しているため、目は静止していない画面を見ているのです。その動きを追うため、まばたきの回数が減ってしまうからです。そのため、目を休める時間が少なくなってしまい、目も乾いてしまいます。

 こうしたことから、スマホの長時間使用が原因で、若者が「老眼」に似た症状になると考えられるのです。

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8608 0 深読み 2018/02/22 05:20:00 2019/01/22 16:01:58 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180215-OYT8I50041-T.jpg?type=thumbnail

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