長時間練習…それでも体育会系指導が勝てないワケ

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 「根性」「忍耐」「絶対服従」……。いわゆる「体育会系」的な体質を特徴としてきた中高生らの部活動が、変革を迫られている。スポーツ庁は、部活動の「休みが少ない」などの問題を改善するためにガイドラインを作成し、「スポーツを楽しむ」という理念を明記する予定だ。はたしてチームの弱体化や、技能低下につながらないのだろうか。「楽しむ」ことをスローガンに掲げ、帝京大学ラグビー部を学生スポーツ界の頂点に導いた同部監督の岩出雅之さん(60)に聞いた。(聞き手・メディア局編集部 河合良昭)

残る“体育会系”の指導

写真はイメージです
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 岩出監督は、血液検査のデータを基に選手の体調を管理するなどの科学的手法を取り入れた指導で、同部を2009年度から全国大学選手権9連覇に導いた名将だ。大学ラグビー部の監督に就任する前は、滋賀県内の公立中学校や高校で部活動の指導を経験し、同県立八幡工業高校ラグビー部を率いて7年連続で花園(全国高等学校ラグビーフットボール大会)出場を果たした実績を持つ。

 「中学、高校の部活動を指導していた頃、『不在の監督の代わりにベンチに置いた人形に挨拶(あいさつ)する』(という不条理な)儀式を強いるバスケットボール部の指導者や、砂利の上でタックルの練習をさせるラグビー部の指導者の姿を見ました。私も指導者になったばかりの頃は、『俺について来い』と選手を引っ張っていました。早く成果を出して認められたい思いが強かったので、そうした指導になってしまいました。このやり方には即効性があり、一定の成果は出ました。しかし、それより上を目指しても成果を出せなかったのです」

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11892 0 深読み 2018/03/08 05:20:00 2019/01/22 16:02:11 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180307-OYT8I50011-T.jpg?type=thumbnail

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