気付けば失明寸前…健康診断でも見落とされる緑内障

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緑内障の原因は不明

 緑内障の原因はまだ、はっきりしたことはわかっていません。しかし、眼球の内圧である眼圧を下げると、緑内障の進行を抑制できることから、眼圧に原因の一つがあるのだろうと考えられています。

 緑内障になりやすいリスクとしては「近視」や「遺伝的要因」が大きなものと考えられています。ですから、家族に緑内障の方がいる場合は特に注意が必要ですし、近視の人も注意が必要です。それ以外には「たばこ」「ストレス」もリスク因子として考えられています。

健康診断でも見つけにくい

写真はイメージです
写真はイメージです

 緑内障かどうかは視力を測ってもわかりません。原因の一つと考えられる眼圧を調べれば緑内障が発見できるかというと、それだけでも不十分です。

 日本人の緑内障患者の多くは「正常眼圧緑内障」といって、眼圧が正常にもかかわらず、目の視神経が何らかの理由でダメージを受けて視野が失われているのです。はっきりとはわかっていませんが、血流の悪化などで発症するのではと考えられています。

まずは眼底検査から

 緑内障の発見には、まず眼底検査を受けることをおすすめします。眼底とは眼球の奥にある網膜のことで、瞳孔(眼の黒っぽい部分)を通して観察し、写真撮影することができます。

 眼底検査で目の奥の視神経がダメージを受けているという所見が出れば、緑内障になりやすいと考えられ、さらに視野に関わる詳しい検査も行います。視野の4分の1程度が欠けていてもほとんどの人が気づかず、視野の半分ほどが欠けてやっと違和感を持つのが実情ですから、自己診断はまず無理でしょう。しかし、特殊な機械を使った検査では、自覚していない視野の欠損を発見することができます。

 眼底検査は労働安全衛生法に定められた定期健康診断の項目には入っていません。しかし、希望すれば追加で行えるケースもあります。それがなかったとしても、40歳を超えたら、必ず1回は受けておいたほうがよいでしょう。眼科で検査を受ける場合、保険診療で視力や眼圧検査を含めて費用は概ね1500円~3000円程度です。

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15586 0 深読み 2018/04/04 13:25:00 2019/01/22 16:02:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180403-OYT8I50036-T.jpg?type=thumbnail

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