就活、GMARCHの学歴フィルターを打ち破る

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「学歴フィルター」に変化あり!?

(画像はイメージ)
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 多くの企業の採用担当者の話を聞いていると、最近、「学歴フィルター」で大学名によるふるいわけをしない企業が増えているように感じています。

 新卒者の採用状況を巡っては、ここ数年、学生側が有利な「売り手市場」が続いています。一部の超大手、人気企業を除いて、多くの企業で応募数が減っている実情があります。

 企業の採用担当者に話を聞くと、採用活動が終わって、「満足のいく採用ができた」「いい人材が集まった」という企業は必ずしも多くありません。会社説明会の参加や選考希望者も減少しています。そのため、大学名で応募者を絞っていると、企業は求める人材に出会えないかもしれないという懸念を持っているのです。

 同じ大学出身者ばかりを採用すると、志向や考え方の似通った社員が増えてきます。これまでは、決められたことを、的確に行うことで生産性が高まるとされていたため、過去の採用実績に照らし合わせ、同じように採用することを良しとする企業もありました。

企業が求める人材とは?

 しかし、多くの企業が新しい物の見方やイノベーションを発揮する社員を求めています。社員の多様性という視点からも、大学名にこだわらない採用が求められるようになってきました。

 背景には、大学入試の多様化があります。少子化に伴い、学生確保に必死な各大学が、様々な入学ルートを用意しています。付属校などからの内部進学、指定校推薦、アドミッションズ・オフィス(AO)、複数学科の同時併願など、いわゆる一般入試で入学するケースが主流ではなくなりつつあります。

 同じ大学でも学生の質は二極化、あるいは多極化しており、大学名が学生の能力を見る目安ではなくなってきています。

 むしろ、学生でもインターネットなどのツールをうまく活用し、自らのアイデアを形にしたり、可能性を試したりすることができます。大学名よりも、学業や研究活動、ボランティアや社会貢献を見ることで、その人の志向、能力、意欲を把握する一端になるはずです。

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17660 0 深読み 2018/04/23 07:20:00 2018/04/23 07:20:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180419-OYT8I50034-T.jpg?type=thumbnail

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