W杯日本代表、守備にもいる“ビッグ3”に期待

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決定力抜群の絶対エース…レバンドフスキ

 グループリーグの最終戦は6月28日にポーランド代表と戦う。ポーランドは国際大会で大きな成果を挙げていないが、今回はブンデスリーガで3度の得点王に輝いたFWレバンドフスキ(バイエルン/ドイツ)がいて、上位進出も狙える。左右どちらからも強烈なシュートを放つことに加え、ヘディングでゴールを奪えるなど“万能型”で決定力も高く、ロシア大会の欧州予選で16得点を挙げた傑出した点取り屋だ。絶対的エースとも言える。

イングランドの経験が生きる…吉田

吉田麻也
吉田麻也

 この「絶対的エース」を止めるのは、日本代表の守備の要であり、ロシア大会のアジア予選で全試合フル出場を果たした吉田しかいない。吉田はレバンドフスキと直接対戦した経験はないが、プレミアリーグには、彼に似た、「前線で巧みに起点を作り、多彩な得点パターンでゴールを量産する長身FW」という特徴を持つ選手が多い。1メートル90センチを超える大柄な世界的ストライカーのベルギー代表のR・ルカク(マンチェスターU/イングランド)をはじめ、吉田はそういった選手と何度も対戦している。

 こうした経験から、感覚的にシミュレーションは出来ているはずだ。その経験値を生かして、的確に周りに指示を出して味方を動かし、複数人で対応できれば、世界最高級のFWであるレバンドフスキといえども、やりたいようにはプレーできないだろう。そういう展開に持ち込むべく、吉田にはこれまで以上の冷静な判断力と高度な集中力を求めたい。

守備の“ビック3”でサプライズを

 “マイアミの奇跡”を起こした最大の要因は、高い得点力を持つブラジルを、堅守で完封したことだった。長谷部、長友、吉田という日本守備陣の“ビッグ3”がいい仕事をしなければ、西野ジャパンはサプライズを起こせない。3人はキャリアの最高潮を迎えており、ベストパフォーマンスを出せる可能性は大いにある。期待したい。

プロフィル
元川 悦子( もとかわ・えつこ
 1967年、長野県松本市生まれ。松本深志高校、千葉大学法経学部を卒業。夕刊紙記者などを経て94年からフリーのサッカージャーナリストとなり、サッカーワールドカップは同年のアメリカ大会から現地で取材している。「足で稼ぐ取材」がモットーで、国内外で活躍する選手たちを取材するため現地まで赴く。著書に日本代表候補に名を連ねる選手たちの成長期を取材したシリーズ『僕らがサッカーボーイズだった頃 プロサッカー選手のジュニア時代 1~3』(カンゼン)やザッケローニ元日本代表監督の4年間を追った『ザックジャパンの軌跡 蒼き戦士たちの躍進とブラジルでの敗北、そして未来』(同)など。

『僕らがサッカーボーイズだった頃 プロサッカー選手のジュニア時代』(カンゼン)
『僕らがサッカーボーイズだった頃 プロサッカー選手のジュニア時代』(カンゼン)


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無断転載禁止
23257 0 深読み 2018/05/24 14:00:00 2019/01/22 16:05:13 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180523-OYT8I50038-T.jpg?type=thumbnail

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