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キャッシュレスなのに!客もバイトもイライラ会計

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半分、セルフ。

(画像はイメージ)
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 スーパーやコンビニでも、会計の光景が様変わりしてきています。

 特に普及が進んでいるのが、一連の会計プロセスの中で、精算の部分のみを客が担うセミセルフレジです。

 当初は、バーコードの読み取りから精算までレジ作業のすべてを客自身が行うフルセルフレジが導入されました。これは、人員を割かずにレジ業務ができることから、大幅な人件費削減につながると期待を集めました。しかし、導入してみると問題が浮き彫りになりました。

 慣れない客がバーコードの読み込みに手間取ってしまう上、バーコードのない商品(野菜や魚、パック詰めされていない総菜など)の対応に戸惑い、かえってレジの流れが悪くなるケースが散見されたのです。

 そこで、折衷案として普及してきたのがセミセルフレジです。商品バーコードの読み込み作業は、従来通り、慣れた店員が行い、精算機による支払いの部分を客がセルフで行うというシステムです。

 首都圏を中心に100店舗以上を運営するスーパーのサミット(東京都杉並区)は、ほとんどの店舗でセミセルフレジの導入を進めています。その投資額は約25億円に及ぶとのことです。

現金を扱わないという「働き方改革」

(画像はイメージ)
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 ロイヤルホールディングスが現金お断り店舗をオープンしたり、サミットが25億にも及ぶ投資に踏み切ったりした背景には、深刻な人手不足があります。

 会計における「現金」の存在が、店舗の運営や働き手に対して実は大きな負担になっているということを問題視したのです。

 レストランの店長にしてもレジスタッフにしても、店を閉めてからが大変なのです。売り上げの合計金額とレジの中にある金額が合っているかといった現金管理に時間がかかります。もし、金額が合わなければ、1枚ずつレシートを調べないといけません。いつ、だれがレジを扱ったかということを確認する必要もあります。現金管理という点で言えば、夜間金庫に預けに行ったり、釣り銭用に何種類もの硬貨を用意したりする手間もあります。

 スーパーにおいて、無人のフルセルフレジではなく、レジスタッフを配置するセミセルフレジが主流になりつつあるのは、一見すると“先祖返り”のように見え、あまり意味がないように思われるかもしれません。しかし、レジスタッフの数を減らすよりも、レジスタッフが行う現金管理の手間を取り除くほうが合理的なのです。

 「現金を扱わない」ということが、「働き方改革」の一つとして、スタッフの負担軽減につながっているのです。サミットによると、セミセルフレジを導入した店舗では、従業員のレジ作業に関わる時間が、これまでより2割程度削減できているそうです。

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34270 0 深読み 2018/07/30 07:30:00 2019/01/22 16:12:01 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180724-OYT8I50008-T.jpg?type=thumbnail

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