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キャッシュレスなのに!客もバイトもイライラ会計

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キャッシュレスでも煩雑じゃ意味ない

 日本クレジット協会が発表している資料によると、日本のキャッシュレス比率は最新のデータで約20%です。一方、アメリカは約46%、中国が約60%、韓国はなんと約96%に上ります。諸外国の数値と比べると、いかに日本のキャッシュレス化が遅れているか一目瞭然です。

 日本では現金決済が一般的であり、クレジットカード決済やモバイル決済を進めようにも、消費者及び事業者も積極的ではありませんでした。一説では日本における現金(通貨)への信頼度の高さが、キャッシュレス化へのボトルネックになっていたと指摘されています。

 そんなキャッシュレス後進国の日本でも、キャッシュレス化に向けたさまざまな取り組みは、今後加速していくでしょう。そもそも日本における現金決済の維持コストは、年間1兆円とも言われています。増え続ける訪日外国人の利便性への配慮もあります。そして、最大のポイントは、ここまで述べてきた人手不足対策の観点でしょう。

とはいえ、キャッシュレス化を進めるうえでは、現場オペレーションの煩雑さに対する想像力が極めて重要になってきます。

 ITを駆使した新しいツールの知識、さまざまな決済方法の適切な手順、客とのコミュニケーション方法など必要なトレーニングを行わないと現場は大混乱するでしょう。現金を取り扱わなくなった代わりに、かえって手間が増えたというのでは本末転倒です。人の手に頼っていた作業をデジタル化してみたら生産性が下がった――という話は、意外にどこでもよくあることです。

プロフィル
平賀 充記( ひらが・あつのり
 アルバイト・パート専門人材コンサルティング会社ツナグ・ソリューションズ取締役。ツナグ働き方研究所所長(「ツナケン!」)。1988年、リクルートフロムエー(現・リクルートジョブズ)入社。「FromA」「タウンワーク」「とらばーゆ」「ガテン」などリクルート主要求人媒体の全国統括編集長などを経て、2014年から現職。著書に「非正規って言うな!」(クロスメディア・マーケティング)、「アルバイトが辞めない職場の作り方」(同、共著)

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使い方
34270 0 深読み 2018/07/30 07:30:00 2019/01/22 16:12:01 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180724-OYT8I50008-T.jpg?type=thumbnail

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