最近、おっさんがカッコよくないですか?

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

不遇の脇役からCM数1位に

NHK大河「西郷どん」に勝海舟役で出演する遠藤憲一
NHK大河「西郷どん」に勝海舟役で出演する遠藤憲一

 いつもキラキラと主役を演じているスターより、脇でコツコツとやってきた俳優に熱視線を送る視聴者もいる。

 「以前からずっと注目していた」

 「いつか必ず売れると思っていた」

 将来、そんなことを言うのを喜びとし、数少ない登場シーンに目を凝らしながら俳優を物色する人もいる。いつも、主役のヒロインに振られる役、サスペンスでは必ず殺される役、人気ドラマに登場したかと思えば救いようのない悪役……不遇の役柄ばかりなのに、つい応援してしまいたくなる俳優がいる。

 それが、「エンケンさん」こと遠藤憲一だ。あの強面(こわもて)のおかげで、犯人役や殺される役ばかりをやらされていた。プライベートでも、「ウォーキングしていると、よく職務質問をされる」というエピソードを紹介していたが、思わずうなずいてしまう。

 若手の頃は、難関突破した俳優養成所「無名塾」をわずか10日でやめ、テレビCMや映画の予告編のナレーションなどで糊口(こごう)をしのぐ日々だった。あの「マトリックス」や「20世紀少年」など、改めて聞きなおすと、エンケンさんの声だとわかる映画作品は無数にある。

 2009年に「湯けむりスナイパー」(テレビ東京系)で連ドラ初主演。そこから飛ぶ鳥を落とすほどの快進撃が続き、17年には、アイドルやイケメン俳優を抑えてタレントCM起用者数ランキングで男性部門堂々の1位に輝くほどの人気だ。

嫌みなおっさんかと思ったら…

上映中の「空飛ぶタイヤ」に出演している木下ほうか
上映中の「空飛ぶタイヤ」に出演している木下ほうか

 バラエティー番組からブレイクした変わりダネといえば、木下ほうか(54)だ。

 「痛快TV スカッとジャパン」(フジテレビ系)で演じた部下をいじめ、「はい、論破!」とやるイヤミ課長でブレイク。

 それ以前には、「昼顏~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)で、吉瀬美智子演じる利佳子の夫として、やはりイヤ~なキャラを演じていた。女性誌「BONITO」編集長で、職場でパワハラ、家庭でモラハラという、いかにも嫌われるおっさん役だ。いやみなおっさんが、あまりにもはまり役で、その後もちょっと意地悪な上司や教師といった役柄が多い。

 木下は、映画「ガキ帝国」でデビューし、一時は吉本新喜劇にも所属していたという苦労人だ。Vシネマや2時間ドラマなどにも出演し、顔は見掛けたことがあるが、名前と顔が一致するようになったのは、「イヤミ課長」からという人も多いのでは。トーク番組などに出演するようになると、ゆったりと柔らかい大阪弁で語り、役柄とのギャップで人気者になった。

1

2

3

4

無断転載禁止
41862 0 深読み 2018/09/23 08:03:00 2018/09/23 08:03:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180920-OYT8I50007-T.jpg?type=thumbnail

おすすめ記事

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ