ハワイ噴火…戻った平穏、残った爪痕

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7月には人気ツアーも再開

ハワイ島内の溶岩活動が収束したことを伝える看板(9月)=筆者撮影
ハワイ島内の溶岩活動が収束したことを伝える看板(9月)=筆者撮影

 最初の亀裂の発見から約2か月。7月初めには溶岩を噴出しているのは8番目の亀裂だけとなり、溶岩流が直接、海に流れ込む「オーシャンエントリー」も再び見られるようになっていた。避難指示も徐々に解除された。

 オーシャンエントリー見物はハワイ島観光でも特に人気のアクティビティーだ。オーシャンエントリーの開始とほぼ同時に、見物のためのボートツアーも始まった。

 ただ、7月にはツアーのボートに噴石がぶつかり、20人以上が負傷する事故も起きた。

 さらに、人気の観光スポットで、プナの住民の「憩いの場」でもあった「アハラヌイ・パーク」(通称・ホットポンド=溶岩の地熱で温められた海水が溜まる公衆海水浴場)は無残にも溶岩流に巻き込まれ、焼滅してしまった。

 このパークは日本のガイドブックにも紹介されるほど、有名な観光名所だっただけに、残念でならない。

火山活動は収束へ……

 7月26日、溶岩流の勢いがほぼ収束したと現地で報道され、8月4日には8番目の亀裂からの溶岩流の流出もついに止まった。溶岩流の先端は、プナ地区随一のビーチである「ポホイキ・ボートランプ」まであと30メートルという場所まで迫っており、「危機一髪」だった。

 8月21日には、閉鎖されていたハワイボルケーノ国立公園が9月22日に、営業を再開し、一部エリアへの入場が可能になると発表された。

 避難を余儀なくされた住民は最も多い時で2000人近くに上ったが、9月にはレイラニ・エステーツ周辺に出されていた強制避難指示も解除された。そして、筆者がこの記事を執筆している10月上旬時点では、溶岩流の活動は収まっており、沈静化したもようだ。

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45254 0 深読み 2018/10/10 07:00:00 2018/10/10 07:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181009-OYT8I50012-T.jpg?type=thumbnail

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