ホテル経営はおいしい?相次ぐ異業種参入の理由

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【背景1】もっと、膨らむホテル需要

(単位:円)出典:「STR 2018」
(単位:円)出典:「STR 2018」

 まず、共通して言えることは、ホテル業界が目をみはる形で大きく成長を続けているということです。

 国内は長期的な人口減少、高齢化で、多くの業界が消費減少の影響を受けざるを得ない状況にあります。ところが、インバウンド(訪日外国人)の急増に支えられているホテル事業は、成長力を秘めた魅力的な業界として映ります。

 もちろん、インバウンドの今後の予測については、一部で悲観的な見方もあります。しかし、若い人口の多いアジア各国が経済成長をするのに伴い、海外旅行の需要はさらに増える(10億人以上の人口を抱えるインドはまだ海外旅行が始まっていない!)ことが見込まれます。一定の割合が近隣の日本に来ると考えれば、ホテルの長期的な需要は底堅いと見ることができます。

インバウンドの動向(出典「日本政府観光局(JNTO)」)
インバウンドの動向(出典「日本政府観光局(JNTO)」)

【背景2】もっと、儲かる遊休地活用

 2点目としては、不動産の最有効使用(最も高い収益が見込める用途)という点です。

 遊休地を抱える企業は、従来であれば、オフィスビル、マンション、商業施設などの建設を選択肢として検討したはずです。設備投資や人件費などの負担を考えれば、「ホテルは(もう)からない」という定説もありました。

 ところが、その状況が大きく変化し、国内消費の減退が続く中、オフィスやマンションの需要は将来に不安が生じています。これに対し、インバウンドで潤うホテル用途に白羽の矢が立ち、ホテル建築が最有効使用になるエリア(大阪地区は典型的な例)が増えてきています。

 マンション事業者やオフィスビルを中心に業務を展開している企業はもちろん、遊休地を多く持つ企業が、ホテル事業に目を付けるのにはこうした背景があります。

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44311 0 深読み 2018/10/13 07:45:00 2018/10/13 07:45:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181011-OYT8I50037-T.jpg?type=thumbnail

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