座れない、すぐに遅れる…直通運転に異議あり!

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 乗り換えずに遠くまで行ける鉄道会社間の直通運転が、関東を中心に盛んだ。反面、1か所の事故や遅れが広範囲に広がる、始発駅が途中駅になったため座れなくなった、居眠りしていたらとんでもない所へ連れて行かれたなど、弊害も目立ってきた。日本政治思想史が専門で、鉄道にも造詣が深い原武史・放送大学教授に聞いた。(聞き手 メディア局編集部次長 室靖治)

ハロウィーン混雑の背景にも?

直通運転でみなとみらい線に乗り入れた西武線車両=2013年
直通運転でみなとみらい線に乗り入れた西武線車両=2013年

 ハロウィーンの10月末、渋谷駅前は仮装した人でごった返し、大変な騒ぎでしたね。集まる人の数は年々、増えているようです。私はこの背景に、直通運転が大きくかかわっていると見ています。

 東急東横線は5年前、渋谷駅の地下で東京メトロ副都心線とつながりました。これにより、みなとみらい線の元町・中華街駅と、東武東上線の森林公園駅、西武池袋線の飯能駅が、乗り換えなしで行き来できるようになったわけです。JRの湘南新宿ラインを使えば、北関東からも渋谷へ1本で行けます。渋谷までの利便性が高まり、集まる人々の居住地も、かなり広範囲にわたるのではないでしょうか。

 関東の鉄道会社は、直通運転に力を入れてきました。背景には、通勤時間帯の激しい混雑がありました。私鉄各社にとって、旧国鉄や地下鉄との乗換駅である新宿、渋谷、池袋などはどこも乗降客数が多い。いったん電車から降り、乗り換えてホームで並び直す手間をなくせば、サービス向上になると考えたのです。

1

2

3

無断転載・複製を禁じます
48350 0 深読み 2018/11/07 07:00:00 2018/11/07 07:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181105-OYT8I50043-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

新着クーポン

NEW
参考画像
ランチでご来店のお客様にジェラートをサービス
NEW
参考画像
600円300円
NEW
参考画像
アクティビティご利用でソフトドリンク1本サービス
NEW
参考画像
ご宿泊のお客様の夕食時に地酒(お銚子)またはソフトドリンク1本サービス

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ