年収1000万円超でも老後資金不足のナゼ

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収入は将来減っていく

 贅沢したつもりもないのに、高収入だけど“貯まらん家計”。その最大の原因は危機意識の低さだ。支出の現状を把握し、将来の家計をシミュレーションすることをお勧めする。

 未来の家計をシミュレーションする際のコツは、将来のことはやや悲観的に見積もることだ。会社員世帯の場合、収入はいつまでも右肩上がりではない。多くの企業で役職定年を迎える55歳からはそれまでの収入の8割程度となり、さらに60歳で再雇用となれば55歳の時から比べて3分の1か5分の1程度、65歳以降はそこからさらに半減するケースもあるのだ。

 子どもが独立して、夫婦2人暮らしになれば、生活消費支出は減ると思われがちだが、実際は仕事以外の消費行動に回す時間が増え、あまり変わらないことが多い。

70歳までの将来設計を

キャッシュフロー表の見本(日本FP協会のホームページから)
キャッシュフロー表の見本(日本FP協会のホームページから)

 将来の家計は、最低でも70歳までのキャッシュフロー計算をエクセルシートで書き出してみよう。日本FP協会のホームページからダウンロードできるシートを使うのがお勧めだ。家族全員の年齢、将来起きるイベント(進学による支出、学資保険満期による収入、車の買い替え、住宅の修繕など)、毎年の収入、支出(生活消費支出と臨時支出)、毎年の資産残高の推移、住宅ローンの残高合計などを全て「見える化」することが大切だ。

“毎年がスペシャル”…臨時支出を把握する

 世帯収入が平均以上なのに貯蓄できない人には、その年だけに発生する臨時支出が多いという特徴もある。「毎年がスペシャル」ではいけないのだ。「今年の海外旅行は結婚10年目記念だから特別だった」つもりが、翌年に子どもの進学で入学費用がかかり、その翌年には「子どもの送り迎えに車を購入」などと大きな支出が連続してしまうのが典型的な例だ。

 こうしたケースでは、入学で多額の費用がかかることを見据えて、海外旅行を控えるなどする必要がある。シートを見て、将来起こりうるライフイベントを把握して臨時支出を予測し、無駄な臨時支出を切り捨てるべきだ。

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48955 0 深読み 2018/11/12 14:30:00 2019/01/22 16:16:54 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20181109-OYT8I50063-T.jpg?type=thumbnail

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